『ソフトウェア・アップデート』を実行したところ |
アップルコンピュータ(株)は4日、Mac OS X 10.4以上を対象としたOSのアップデーター『Mac OS X 10.4.6 Update』を公開した。“アップル”メニュー内から“ソフトウェア・アップデート”を選ぶか、アップルのウェブサイトを経由してダウンロードできる。
Finderやネットワーク、アップル製ソフトにおける機能改良と不具合の解消、サードパーティー製ソフトとの互換性向上などが実現された。主なアップデート内容は以下のとおり。
- iSyncが2.1.1から2.2にバージョンアップし、新たに複数の携帯電話をサポート
- インテル製CPUを搭載したMacで『DVDプレーヤ』がDVDビデオの再生中に不正終了する問題に対応
- インテル製CPUを搭載したMacで外部ディスプレーを接続/外す際、サードパーティー製ソフトが不正終了する問題に対応
- レイテンシーの改善など、PowerPC搭載Macに接続したUSBオーディオで起こる問題に対応
- MacBook Proからワイアレス対応プリンターを使って無線(AppleTalk経由)でプリントする際、印刷が失敗する問題を解決
- 『iWork '06』や『Microsoft Office』シリーズで作成した書類におけるSpotlightの検索精度が向上
- iDiskのパフォーマンス向上
なお、アップルはiSyncを使って各種周辺機器とデータを同期しているユーザーに対して、「Mac OS X 10.4.6アップデーターを実行する前にデータを完全に同期しておくこと」と注意書きをそえている。
Mac OS X 10.4.6にアップデートしたのち、iSyncで同期を実行すると、初回のみアラートが現れる(図は携帯電話『Vodafone 702NK II』の場合) | 編集部でテストしたところ、702NK IIでは同期ソフト『iSync Agent』をインストールし直さないとiSync 2.2とデータを同期できなかった |