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ヤフーと三井住友銀行が、インターネット金融事業で戦略的提携

2006年03月30日 23時23分更新

文● 編集部

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ヤフー(株)、(株)ジャパンネット銀行、(株)三井住友銀行は30日、ポータルサイト事業とネットバンク事業を基に、新たなインターネット金融事業の創出で業務資本提携を行なうことで合意したと発表した。

それによると、ヤフーとジャパンネット銀行は共同で新しい商品とサービスを開発/提供し、ヤフーは、Yahoo! JAPAN IDと密接に連携した先進的な決済サービスと金融サービスを提供し、ジャパンネット銀行は、消費のシーンにより近付いたネット決済サービスにより利用ユーザー数の拡大を目指すという。新決済サービスは2006年内に開始する予定。

資本提携では、三井住友銀行がジャパンネット銀行の管理を目的とする銀行持株会社を2006年度上期に設立し、保有するジャパンネット銀行の株式の比率を57%から将来的に75~80%まで高める方向で検討する。ヤフーは、銀行持株会社の株式のうち14.9%を三井住友銀行から譲り受け、将来的には増資などで最大50%程度まで比率を高めることで、三井住友銀行と共同で銀行持株会社を運営することを検討する。また、ジャパンネット銀行は、自己資本を充実させるために300~400億円の増資を検討するとしている。

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