Core Duo対応マザーボードの第1弾MSI「945GT Speedster Plus」が本日デビュー!! ただし流通量は“極々”少量!
2006年03月24日 21時49分更新
自作ユーザー注目のCore Duo対応チップセット“i945GT”を搭載するマザーボード「945GT Speedster Plus」がMSIからついに発売された。すでにCPUは発売されているが、対応マザーが発売されていなかった“Core Solo/Duo”であるが、これでようやく同CPUを搭載したPCの自作環境が整った。
自作ユーザー注目のCore Duo対応チップセット“i945GT”を搭載するマザーボード「945GT Speedster Plus」がMSIからついに発売。ただし、現段階での入手はかなり困難だ |
記念すべきCore Duo対応マザー第1弾製品となった「945GT Speedster Plus」だが、パッケージに大きく貼られた“先行発売バージョン”の文字が表すように、まさにギリギリのタイミングでの発売となったようだ。というのも、本来付属する正規マニュアルや正規ドライバーCD、I/Oパネル、ATX増設用のエクステンションボードは、今回の製品には同梱されず後日郵送扱いとなる(このうち簡易マニュアルとCD-RメディアのドライバーCDは最初から付属している)。それでもCore Duo対応マザーボードはまさに自作ユーザー待望の製品。欠品しているアイテムがあるとはいえ、少しでも早く出荷したいというメーカーの心意気は十分評価できるといっていいだろう。
付属のエクステンションボードを同社が“ゴールドフィンガー”と呼ぶATX増設用の切りかけに接続することで、PCIスロットを2つ追加し、ATXマザーボードサイズに拡張することが可能 | 本来付属する正規マニュアルや正規ドライバーCD、I/Oパネル、ATX増設用のエクステンションボードは、今回の製品には同梱されず後日郵送扱いとなる |
簡易マニュアルとCD-RメディアのドライバーCDは最初から付属。欠品しているアイテムがあるとはいえ、少しでも早く出荷したいというメーカーの心意気は十分評価できる |
ご存知の通りフォームファクタはMicro ATXだが、付属のエクステンションボードを同社が“ゴールドフィンガー”と呼ぶATX増設用の切りかけに接続することで、PCIスロットを2つ追加し、ATXマザーボードサイズに拡張することが可能。よって拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI×4(2基は付属のエクステンションボードによる)という構成となる。メモリはDDR2-667に対応したスロットを2本搭載(最大2GBまで)。North bridgeにはSerial ATA II×4(RAID 0/1/0+1/5/MatrixRAID対応)をサポートする“ICH7R”を採用する。その他、主なオンボード機能は、チップセット内蔵のVGA機能、8chサウンド(ALC880)、USB2.0×8、IEEE 1394×3、デュアルギガビットイーサネットなど。なお、アルミ製シンクを使用した薄型のCPUクーラーが付属する。
主なオンボード機能は、チップセット内蔵のVGA機能、8chサウンド(ALC880)、USB2.0×8、IEEE 1394×3、デュアルギガビットイーサネットなど | “ゴールドフィンガー”と呼ぶATX増設用の切りかけに接続することで、PCIスロットを2つ追加し、ATXマザーボードサイズに拡張することが可能 |
さて、もっともユーザーが気になるであろう流通量だが、はっきり言って現段階での入手はかなり困難と言わざる得ない。本日入荷を確認したショップでもほとんどが予約のみで完売。また、予約を行っていないショップでも入荷数は「極々少量」としている。他社製マザーの入荷状況が全くの未定となっている以上、しばらくは“プレミア”級の製品として秋葉原を賑わせることになりそうだ。価格はアークで2万8480円(完売)、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万9800円(明日から対応CPUとセットで極少量販売。MSIフェアにつき6%OFF)。ツクモパソコン本店IIにも入荷しているが、こちらも予約分で完売となっている。
アルミ製シンクを使用した薄型のCPUクーラーが付属 | 明日から対応CPUとセットで販売予定のT-ZONE.PC DIY SHOPではMSIフェアにつき6%OFFとなる |