【キヤノン】IXY DIGITAL 800 IS
キヤノン「IXY DIGITAL 800 IS」 |
キヤノン(株)/キヤノン販売(株)は、スタイリッシュなコンパクトデジタルカメラ“IXY DIGITAL”シリーズに待望の光学手ぶれ補正機構を搭載した「IXY DIGITAL 800 IS」を3月中旬に発売する。同社の従来製品では、「PowerShot S2 IS」のみ手ぶれ補正機構を搭載していたが、これをコンパクトに再設計することでIXY DIGITALの本体に搭載可能になったという。また、ISO 800相当の高感度撮影にも対応し、夜景や暗い室内での撮影にも威力を発揮する。3月中旬発売予定。
- 製品名
- IXY DIGITAL 800 IS
- 撮像素子
- 有効約600万画素CCD(1/2.5インチ)
- レンズ(35mmフィルムカメラ換算時)
- 4倍ズーム(35~140mm相当)、F2.8-5.5
- 手ぶれ補正
- レンズシフト式+高感度(ISO 800)
- 最大記録画素数
- 2816×2112ドット
- 記録メディア
- SDメモリーカード/MMC
- 液晶ディスプレー
- 2.5インチTFT(約17万3000画素)
- 電源
- 専用リチウムイオン充電池(NB-5L)
- 撮影可能枚数(CIPA規格準拠)
- 約240枚
- サイズ/重量
- 幅90.4×奥行き26.4×高さ56.5mm/約165g(本体のみ)
- 価格
- オープンプライス(実売5万円前後)
【松下電器産業】DMC-TZ1
松下電器産業“LUMIX”「DMC-TZ1」 |
松下電器産業(株)の“LUMIX(ルミックス)”シリーズは、光学式手ぶれ補正を普及させた立役者。今年1月から2月に掛けて発表されたLUMIXシリーズはいずれも光学式手ぶれ補正(同社では“手ぶれ補正ジャイロ”と呼称)を搭載している。ここで取り上げた「DMC-TZ1」は、コンパクトな本体に10倍ズームレンズを搭載したモデルで、旅にも毎日の携行にも便利な一台。このほか、光学3.6倍ズーム&広角28mmの600万画素CCD搭載「DMC-FX01」、乾電池駆動が便利な光学3倍ズームの500万画素機「DMC-LS2」、光学12倍ズームレンズ搭載の多用途対応モデル「DMC-FZ7」、光学6倍ズームで乾電池駆動の「DMC-LZ5」など、豊富に選べるラインナップが用意されている。
- 製品名
- “LUMIX”DMC-TZ1
- 撮像素子
- 有効約500万画素CCD(1/2.5インチ)
- レンズ(35mmフィルムカメラ換算時)
- 10倍ズーム(35~350mm相当)、F2.8-4.2
- 手ぶれ補正
- レンズシフト式(手ぶれ補正ジャイロ)+高感度(ISO 1600)
- 最大記録画素数
- 2560×1920ドット
- 記録メディア
- 内蔵メモリー(約13.4MB)+SDメモリーカード/MMC
- 液晶ディスプレー
- 2.5インチTFT(20万7000画素)
- 電源
- 専用リチウムイオン充電池
- 撮影可能枚数(CIPA規格準拠)
- 約250枚
- サイズ/重量
- 幅約112×奥行き40.2×高さ58.1mm/約234g(本体のみ)、約262g(装備重量)
- 価格
- オープンプライス(4万5000円前後)
【ニコン】COOLPIX P3/P4
ニコン「COOLPIX P3」 |
ニコンカメラ販売(株)の「COOLPIX P4」と「COOLPIX P3」は、レンズシフト式(同社では“VRユニット”と呼称)の手ぶれ補正機能を搭載したコンパクト機。コンパクトながら有効810万画素の高解像度記録と1/1.8インチの大型CCDを搭載し、人物の表情を奇麗に撮れるという“フェイスクリアー機能”を搭載するなど、他機種との差別化を図っている。VRユニットは、暗い場所や望遠での撮影に合わせた“ノーマルモード”と、動きの激しい場所での撮影に最適化した“アクティブモード”という2種類のアルゴリズムを用意し、撮影環境に応じて使い分けられるという。なお、「COOLPIX P3」はP4に無線LAN通信(IEEE 802.11b準拠)機能を追加した上位モデル。
- 製品名
- COOLPIX P4
- 撮像素子
- 有効約810万画素CCD(1/1.8インチ)
- レンズ(35mmフィルムカメラ換算時)
- 3.5倍ズーム(36~126mm相当)、F2.7-5.3
- 手ぶれ補正
- レンズシフト式(VRユニット)
- 最大記録画素数
- 3264×2448ドット
- 記録メディア
- 内蔵メモリー(約23MB)+SDメモリーカード
- 液晶ディスプレー
- 2.5インチTFT(約15万画素)
- 電源
- 専用リチウムイオン充電池(EN-EL5)
- 撮影可能枚数(CIPA規格準拠)
- 約200枚
- サイズ/重量
- 幅約92×奥行き31×高さ61mm/約170g(本体のみ)
- 価格
- オープンプライス
【リコー】Caplio R4
リコー「Caplio R4」 |
(株)リコーの「Caplio(キャプリオ) R4」は、2005年9月に発表された「Caplio R3」の後継機種。記録画素数の向上を図ったほか、省電力化によって撮影可能枚数を増加(約310枚→約330枚)し、背面の液晶ディスプレーを高精細化(約11万4000画素→約15万3000画素)したのが特徴。Caplioシリーズは、最短1cmまで近寄れる強力なマクロ撮影機能、きびきびと快適な高速レスポンスなどがウリで、R3でもそうした特徴を継承している。また、ラインナップの上位モデルでは珍しく、本体にフラッシュメモリーを内蔵しており、記録メディア(SDメモリーカード/MMC)を忘れてしまった場合でも撮影できるのはうれしい。
- 製品名
- Caplio R4
- 撮像素子
- 有効約604万画素CCD(1/2.5インチ)
- レンズ(35mmフィルムカメラ換算時)
- 7.1倍ズーム(28~200mm相当)、F3.3-4.8
- 手ぶれ補正
- CCDシフト式+高感度(ISO 800)
- 最大記録画素数
- 2816×2112ドット
- 記録メディア
- 内蔵メモリー(約26MB)+SDメモリーカード/MMC
- 液晶ディスプレー
- 2.5インチTFT(約15万3000画素)
- 電源
- 専用充電池(DB-60)
- 撮影可能枚数(CIPA規格準拠)
- 約330枚
- サイズ/重量
- 幅約95.0×奥行き26.0×高さ53.0mm/約135g(本体のみ)
- 価格
- オープンプライス(4万5000円前後)
【ソニー】DSC-T9
ソニー“サイバーショット”「DSC-T9」(左) |
ソニー(株)/ソニーマーケティング(株)の“サイバーショット”シリーズは、独特のデザインとブランド力で人気を博すデジタルカメラだが、光学式手ぶれ補正については大型/本格撮影向けの機種に先行して搭載され、コンパクト機への搭載は2005年11月発表の「DSC-T9」が初となった。T9は薄型ボディーと電源一体型のスライド式カバーを採用する“サイバーショットTシリーズ”の最新モデルで、折り曲げ式レンズとレンズシフト式手ぶれ補正の組み合わせは業界初だという(コニカミノルタの「DiMAGE X1」はCCDシフト式)。また、本製品も本体に58MBのフラッシュメモリーを内蔵しているため、記録メディアを忘れても本体内に記録・撮影できる。
- 製品名
- “サイバーショット”DSC-T9
- 撮像素子
- 有効約600万画素Super HAD CCD(1/2.5インチ)
- レンズ(35mmフィルムカメラ換算時)
- 3倍ズーム(38~114mm相当)、F3.5-4.3
- 手ぶれ補正
- レンズシフト式+高感度(ISO 640)
- 最大記録画素数
- 2816×2112ドット
- 記録メディア
- 内蔵メモリー(58MB)+メモリースティックデュオ/メモリースティックPROデュオ
- 液晶ディスプレー
- 2.5インチTFT(23万400画素)
- 電源
- 専用リチウムイオン充電池(“インフォリチウム”Tタイプ)
- 撮影可能枚数(CIPA規格準拠)
- 約240枚
- サイズ/重量
- 幅約89.7×奥行き16.8×高さ54.9mm/約134g(本体のみ)、約159g(装備重量)
- 価格
- オープンプライス(4万7000円前後)