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宇宙通信、海洋ブロードバンドサービスを開始――豪華客船“飛鳥II”から利用可能に

2006年03月17日 18時04分更新

文● 編集部

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宇宙通信(株)は17日、衛星を利用した海洋ブロードバンドサービスの提供を同日付けで開始すると発表した。

スーパーバードB2号機スーパーバードB2号機

同サービスは、船舶からの上り回線に船舶無線のインマルサット衛星の回線(64kbps)を利用し、下り回線には同社の衛星“スーパーバードB2号機”(2000年2年に打ち上げ)を利用することにより、下りの速度を2.5Mbps(ベストエフォート方式)に高速化したのが特徴。通信料金は定額制で、回線料金とISP料金の合計で月額6万円となる。

サービス開始時のサービスエリアは日本近海となるが、需要動向に応じてアジア周辺海域への拡大を検討するとしている。

船上のアンテナ アンテナデッキ コンピュータプラザ
船上のアンテナアンテナデッキ飛鳥II船内のコンピュータプラザ

同サービスは、郵船クルーズ(株)が運行する豪華客船“飛鳥II”が採用し、同日よりインターネット接続やメールの送受信などに利用できる。郵船クルーズは客船と本社間の業務連絡にも同サービスを利用するという。

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