インテル(株)は15日、低電圧版のXeonプロセッサーをデュアルコアにした『デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 低電圧版(LV)』の量産出荷を同日付けで開始すると発表した。ラインアップは、『デュアルコア インテル Xeon プロセッサーLV 2.0GHz』と『デュアルコア インテル Xeon プロセッサー LV 1.66GHz』の2製品で、1000個受注時の単価は、2.0GHz版が4万9600円、1.66GHz版が2万4500円。
『デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 低電圧版(LV)』 |
低電圧版のデュアルコアXeonプロセッサーは、TDP(熱設計電力)が約31Wで、従来の低電圧版のシングルコア版と比べて、ワットあたりの性能が2~4倍向上しているのが特徴。同社では、ブレードサーバーやSAN/NAS、通信/ネットワーク機器などに適しているとしている。
同社は併せて、通信業界/通信機器メーカー向けに、テレコムサーバーの規格である“AdvancedTCA(Telecom Computing Architecture)”に準拠し、デュアルコアXeonプロセッサーを2個搭載したシングルボードコンピューター『Intel NetStructure MPCBL0040シングル・ボード・コンピューター(SBC)』第2四半期に投入する予定であることも発表した。