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【INTERVIEW】ThinkPad X60シリーズに見る、変わるものと変わらないもの

2006年03月17日 20時17分更新

文● 編集部 小林久

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米インテル(Intel)社が今年1月に発表し、各社ノートパソコンへの搭載が進んでいるデュアルコアプロセッサー“Intel Core Duo”。その搭載機として、2006年2月時点で最小・最軽量と発表されたのが『ThinkPad X60/X60s』だ。“ThinkPad X40”シリーズをベースとしたB5サブノートで、ともに12.1インチの液晶ディスプレーを搭載した1スピンドルノートとなる。

ThinkPad X60ThinkPad X60の発表会場での写真。製品を手にしているのは商品企画担当の木村氏

開発元のレノボ・ジャパン(株)では60番台の型番を冠したマシンを“第3世代のThinkPad”と銘打ち、2000年以来の大きなラインナップ変更と位置付けている。その概要は既出の発表会記事でも触れられているが、取締役副社長で研究・開発担当の内藤在正(ないとう ありまさ)氏は「高速性を徹底追求した新しいアーキテクチャー」をアピールポイントとして掲げている。

従来のThinkPadはワールドワイドで安定した製品供給体制を維持できる点を重視したスペック選択が行なわれてきたが、ThinkPad X60シリーズには、ほぼ同等の本体サイズで外観も共通であるのに関わらず、重量が約300g軽量な『ThinkPad X60s』も投入されている。これは、より軽量なマシンが欲しいという日本国内のニーズをくみ取る形で誕生したマシンである。機構設計を担当した品質開発・製品保証・機構設計主任の加藤勝利(かとう かつとし)氏は、このことを「これまでにない新たな取り組み」と語る。

編集部では、レノボの開発陣が居を構える大和事業所を取材。開発者自身の口から、ThinkPad X60/X60sのコンセプトと開発の苦労について聞く機会を得た。

取材に対応いただいた開発陣
取材に対応いただいたレノボの開発陣
月刊アスキーも
月刊アスキー『デジタルプロダクツ分解~開発者の魂を識る』
この記事は、ASCII24と月刊アスキーが合同で取材したものです。ThinkPad X60/X60sの内部カットなどを含めた詳細なインタビュー記事は、2006年3月18日発売の月刊アスキー4月号の『デジタルプロダクツ分解~開発者の魂を識る』でご覧いただけます。

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