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富士通、“非接触型手のひら静脈認証装置”を小型高性能化――世界統一ブランドで販売開始

2006年03月09日 23時12分更新

文● 編集部

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富士通(株)は9日、(株)富士通研究所と“非接触型手のひら静脈認証装置”の小型高性能版を共同で開発し、新たに世界統一ブランド“PalmSecure(パームセキュア)”から同日付けで販売を開始すると発表した。“非接触型手のひら静脈認証装置”本体の『PalmSecure Sensor』とソフトウェア開発キット『PalmSecure SDK』を提供し、価格は、日本の場合、PalmSecure Sensorが個別見積もり、PalmSecure SDKが35万円(税別)。出荷時期は4月末。

新ブランド“PalmSecure” 利用イメージ
世界で統一して使われる新ブランド“PalmSecure”利用イメージ

手のひら静脈は、体内情報で偽造が困難であるうえ、指や手の甲に比べて複雑で安定しているため、本人拒否率0.01%、他人受け入れ率0.00008%以下の高い精度で認証を行なえるのが特徴。近赤外線で静脈パターンを読み取るため、認証装置に手をかざすだけの自然な動作で認証が行なえるという。

今回発売する非接触型手のひら静脈認証装置『PalmSecure Sensor』は、本体の幅と奥行きが従来機種の半分となる幅35×奥行き35×高さ27mmで、体積比で4分の1になったほか、認証時間(1:1認証時)も約半分になったのが特徴。動作環境も温度の上限が50度から60度に引き上げられ、屋外設置にも対応可能になったという。ノートパソコンのUSBコネクターにダイレクト接続したり、デスクトップパソコンのキーボードに内蔵したりすることも可能。装置の一部には植物性プラスチックを採用したという。

『PalmSecure SDK』は、開発者向けに提供するもので、サンプルアプリケーションや認証率評価ツールなどが同梱される。英語と日本語に対応。

同社では、ハード/ソフト/SI費用を含め、3年間で800億円の売り上げを目指すとしている。

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