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シャープ、モバイル機器用のIEEE 802.11b/g小型無線LANモジュール『DC2J1DZ115』を開発

2006年03月09日 19時35分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は9日、無線LAN規格“IEEE 802.11b/g”に準拠したモバイル機器用の“無線LANモジュール”『DC2J1DZ115』を開発したと発表した。3月初旬にサンプル出荷を開始し、サンプル価格は2万円。

『DC2J1DZ115』
『DC2J1DZ115』

『DC2J1DZ115』は、米コネクサント・システムズ社と共同開発したもので、米コネクサント・システムズの無線LAN技術/パワーマネージメント技術と、シャープの高周波パワーアンプ技術/小型実装モジュール技術により、高周波アナログ信号処理部とパワーマネージメントユニット(PMU)、メディア・アクセス・コントローラ(MAC)などのデジタル信号処理部を集積したモジュール。パッケージサイズは業界最小という幅10×奥行き10×高さ1.6mmで、待機時だけでなく、通信時の無信号時間にもパワーマネージメントを行なうことで省電力化と発熱を抑えたのが特徴で、消費電力は業界最低という0.9mA(待機時)となっている。電源電圧は3.0~4.7Vで、レギュレーターなどの回路を用意しなくてもバッテリー駆動できるとしている。

同社では、今後もモバイル機器向けのキーデバイスの開発とシステムソリューションの展開を図るとしている。

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