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“秋葉原UDX”がついにオープン! テープカットには石原都知事らが出席!

2006年03月09日 20時25分更新

文● 北村

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 昨年3月の“秋葉原ダイビル”に続き、秋葉原再開発地区の拠点となる“秋葉原クロスフィールド”の施設“秋葉原UDX”が本日オープンした。11時から“秋葉原クロスフィールドグランドオープニングセレモニー”が“秋葉原UDX”2階のAKIBA_SQUAREにて行なわれ、東京都知事の石原慎太郎氏、自由民主党国会対策委員長の細野博之氏、科学技術・情報通信技術担当大臣の松田岩夫氏、NTT都市開発代表取締役社長の三田清氏、千代田区長の石川雅己氏、秋葉原電気街振興会会長の小野一志氏らが来賓として出席した。

テープカット
テープカットの様子。本日オープンを迎えた“秋葉原UDX”と、昨年3月にオープンした“秋葉原ダイビル”とを合わせ、“秋葉原クロスフィールド”が完成した
石原慎太郎氏
祝辞を述べる東京都知事の石原慎太郎氏。「サムスンは元は東芝の技術だ。ぼんやりしているから技術が他へ流出してしまう」といった過激な発言も飛び出した

 東京都知事の石原慎太郎氏は、祝辞の中で秋葉原を「ニューヨークのブロードウェイのような大通りが広がっているかと思えば、人がすれ違えないような細い道で、いろいろな物を売っている。このような街は世界に類がない」とコメント。「昨年、つくばエクスプレスが開業したが、そのターミナルである秋葉原とつくばは代表的な日本の隠れた国力。秋葉原をシリコンバレーより大きな国力の発信基地にしたい」と思いを語った。

 次に挨拶に立った自由民主党国会対策委員長の細田博之氏は、「シリコンバレーのような、IT関係者が集まる場所が日本にはない。日本を飛躍的に発展させる場を設けたいと考えていたが、ついに器ができた。あとは魂を入れるだけ。情報交換などの場として役立ててほしい」と述べた。

 一方、科学技術・情報通信技術担当大臣の松田岩夫氏は、人の交を強調。「多くの分野で最先端を行く大きな拠点ができた。オープンは地方の行事ではなく国家的な行事だ。人材育成の最先端として、世界を支える人材を輩出する拠点になってほしい」と語った。

 そのほか、千代田区長の石川雅己氏は、「秋葉原クロスフィールドはこれからが勝負。そのためには“タウンマネージメント”が重要だ」とコメント。最後に、秋葉原電気街振興会会長の小野一志氏が、「秋葉原UDXのオープンで旧青果市場跡地がひとまず完成した。今日は“儲かる秋葉原”の出陣式と考えている。秋葉原は電気だけではなく、神田祭などさまざまな催事がある。これらに参加してもらい、一緒に秋葉原を盛り上げていきたい」 と地域の文化面に触れ、乾杯の挨拶を行なった。

細田博之氏 松田岩夫氏
自民党国会対策委員長の細田博之氏科学技術・情報通信技術担当大臣の松田岩夫氏
石川雅己氏 小野一志氏
千代田区長の石川雅己氏秋葉原電気街振興会会長の小野一志氏
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