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NTT東日本、8チャネル/32番号まで利用できる光IP電話サービス“ひかり電話オフィスタイプ”を開始

2006年02月28日 21時46分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は28日、アクセス回線に“Bフレッツ ハイパーファミリータイプ”を利用し、最大8チャネル/32番号を利用できる法人向けの光IP電話サービス“ひかり電話オフィスタイプ”を提供すると発表した。3月1日に申し込み受け付けを開始し、5月上旬から提供する。申し込みは同社の営業担当者が受け付ける。

サービスイメージ
サービスイメージ

“ひかり電話オフィスタイプ”は、最大8チャネル/32電話番号まで利用できるサービスで、音声パケット信号を優先的に転送し、遅延/パケット損失を防止することにより、固定電話相当の音声品質で通話できるのが特徴。電話番号は加入電話と同じ「0AB~J」番号を利用でき、加入電話と同一設置場所で利用する場合は同番移行も可能(一部を除く)。緊急通報(110番/118番/119番)も利用できる。利用するには、“Bフレッツ ハイパーファミリータイプ”のほか、付加サービス“ひかり電話拡張オプション”の契約、対応機器が必要。工事費は、基本工事費が1工事ごとに4725円(派遣あり)/1050円(派遣なし)、交換機等工事費は基本機能が1契約回線ごとに1050円など。拡張オプションは、基本工事費が1工事ごとに4725円、回線終端装置工事費が1装置ごとに1050円。

利用料金は、基本料金(3チャネル/1電話番号)が1契約ごとに月額1365円。複数チャネル利用料が1チャネルごとに月額420円、追加番号利用料が 1番号ごとに月額105円。“ひかり電話拡張オプション”は1契約回線ごとに月額1155円。

通話料金は、NTT東日本/西日本のひかり電話や加入電話への通話が3分8.4円、携帯電話への通話が60秒17.85円(ドコモグループ)/19.95円(KDDI/ボーダフォン/沖縄セルラー)、他社IP電話(050番号)への通話が3分10.92円~11.34円、国際電話は米国本土が60秒9円など。

付加サービスとして“ボイスワープ”(1番号ごとに月額525円)、“ナンバー・ディスプレイ”(1契約ごとに月額1260円)、“ナンバー・リクエスト”(1契約ごとに月額630円)、“迷惑電話おことわりサービス”(1番号ごとに月額210円)も提供する。対応VoIPアダプター『4チャネル対応VoIPアダプタ』のレンタルが1装置ごとに月額1050円、『8チャネル対応VoIPアダプタ』が1装置ごとに月額1575円。

『VG420a-E』『VG820a-E』『VG420a-E』『VG820a-E』

併せて、同サービスに対応したVoIPアダプター端末“Netcommunity(ネットコミュニティ) VG”シリーズとして、4チャネル対応の『VG420a-E』(アナログ対応)、『VG420i-E』(ISDN対応)、8チャネル対応の『VG820a-E』(アナログ対応)、『VG820i-E』(ISDN対応)の4製品の販売を3月1日に開始する。価格は、4チャネル対応の機種が各4万2000円、8チャネル対応の機種が各6万3000円。出荷開始は5月上旬予定。

また、現行のIPビジネスホン『αGX typeS』『αGX typeM』『X7000』に対しては、ソフトウェアのバージョンアップにより対応することも発表した。申し込み受け付け開始は3月1日で、対応予定時期は、αGX typeS/typeMが5月上旬、X7000が5月下旬の予定。

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