日立製作所(株)は28日、シングルプロセッサーのIAサーバー“HA8000/110W”の“1way(プロセッサ)モデル”の新製品として、1UサイズでRAID 5構成をサポートしたモデルの販売を同日付けで開始すると発表した。ラインアップは“RAID5モデル”“RAID1モデル”“ディスクモデル”の3モデル。価格は、RAID5モデルが41万7900円から、RAID1モデルが38万1150円から、ディスクモデルが33万4950円から。出荷開始は3月1日。
“HA8000/110W”の“1way(プロセッサ)モデル” |
新モデルは、Pentium D 840、Pentium 4 670/650/630を搭載し、メモリーを1GB、160G~250GBのHDD(シリアルATA、ホットプラグ対応)を最大3個、CD-ROMドライブを搭載し、OSにWindows Server 2003, Standard Edition/Standard x64 Edition、Windows 2000 Server、Red Hat Enterprise Linuxをサポートするのが特徴。“IPMI(Intelligent Platform Management Interface) 1.5”準拠のハードウェア管理モジュールや、I/Oデバイスをリモートサーバーから仮想的に利用できる機能をサポートした新SVPカードを標準で搭載しているという。最もシンプルな構成の“ディスクモデル”の場合、最小構成は、Pentium 4 630-3GHz、160GBのHDD、Windows Server 2003, Standard Editionの組み合わせとなり、価格は33万4950円。
同社では、多数のサーバーを設置するISPやASP、企業のデータセンター向けに販売するとしている。