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ネットレイティングス、2006年1月の月間インターネット利用動向調査結果を発表――Amazon.co.jpが楽天市場に肉薄

2006年02月27日 22時40分更新

文● 編集部

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ネットレイティングス(株)は27日、2006年1月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。それによると、Amazon.co.jpが初めて1600万人台の訪問者を集め、訪問者数によるドメインランキングで4位に上昇、楽天市場も初めて1800万台に乗せ、過去最高を記録したという。

ドメインランキングの推移
楽天市場とAmazon.co.jpの訪問者数によるドメインランキングの推移

Amazon.co.jpは、総ウェブ利用者に占める利用率(リーチ%)でも41.4%となり、初の40%台となった。同サイトは、2000年11月にオープンしてから800万人まで3年以上かかったが、800万人から1600万人にはほぼ2年で増加している。

Amazon.co.jp訪問者数
Amazon.co.jpへの訪問者数の推移

同社の代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は「ポータルサイトやISPサイトなど1000万人以上を集めるような大型サイトの訪問者数の伸び率が鈍化している中、オンラインショッピングは今後も利用者数の増加が見込める分野です。特に、Amazon.co.jpの成長は著しく、楽天市場との訪問者数の差は1年前の約300万人から、150万人程度にまで縮まりました。昨年のスポーツ用品など、書籍以外の取扱商品をさらに拡大させることで、楽天市場に並ぶ可能性もありそうです」と述べているという。

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