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三洋電機、パンフォーカスのズーム監視カメラ『VCC-P470』など2機種を発売

2006年02月27日 21時55分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は27日、ピント調整が不要なパンフォーカスのズーム監視カメラとして、“バンダルプルーフデイナイトモデル”『VCC-P470』を4月21日に、“屋内用ドーム型カラーモデル”『VCC-P450』を5月21日に発売すると発表した。価格は、VCC-P470が14万4900円、VCC-P450が10万2900円。

パンフォーカスズームカメラ
パンフォーカスズームカメラ。左が『VCC-P470』、右が『VCC-P450』

新製品は、パンフォーカスレンズを採用することで「容易な設定・容易な操作」を行なえるようにしたもので、設置場所を変更する場合にも高所での調整作業を軽減できるのが特徴。光学2.6倍(f=2.8~7.3mm)の電動ズーム機能や画角/絞り(アイリス)の調整を、専用カメラコントロールユニット『VAC-70』や同社製のHDDレコーダー(VDH-F2160/-F1610/-F910)などから直接コントロールでき、外部アラームやモーションセンサーと連動させたズームアップなども行なえる。画質/絞りのコントロールは映像用の同軸ケーブルに多重するため、コントロール用のケーブルなどは不要で、設置後でも容易に画角調整やアイリス変更が可能という。

撮像素子は1/4インチCCD(768×494画素)で、高周波透過型光学ローパスフィルターなどにより水平解像度は520TV本以上(NTSC)。逆光補正機能(中央重点測光/マルチ測光方式)や、監視エリア内の撮影不適切個所を隠すプライバシーマスキング機能(最大4ヵ所)なども搭載する。『VCC-P470』は、昼はカラー、夜間は“高感度白黒”に自動で切り替わるデイナイト機能を搭載するほか、屋外設置も可能なように耐衝撃性を持たせたバンダルプルーフ&防滴構造(JIS防水保護等級6準拠)を採用している。パンは330度(天井取り付け時)/180度(壁面取り付け時)、チルトは0~90度。電源はAC24V、DC12Vで、消費電力は約4W。本体サイズ/重量は、『VCC-P470』が最大径162.0×高さ114.8mm/約1460g、『VCC-P450』が最大径150.5×高さ115.5mm/約650g。

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