ソフトイーサ(株)は21日、VPNシステム“PacketiX VPN”の接続ライセンス数を限定したホームユース版として『PacketiX VPN 2.0 HOME Edition for Windows』を発売すると発表した。ダウンロード版を3月1日に、パッケージ版を3月15日に発売する。価格はダウンロード版が3780円、パッケージ版が9240円。ダウンロード版は同社のウェブサイトで販売し、ライセンスの有効期間は1年間となる。
『PacketiX VPN 2.0 HOME Edition for Windows』(パッケージ版) |
『PacketiX VPN 2.0 HOME Edition for Windows』は、1サーバー+1クライアントのパッケージで、個人向けの製品。自宅のパソコンにVPNサーバーをインストールし、VPNクライアント(PacketiX VPN Client)をノートパソコンなどにインストールすることで、自宅のLANに安全で高速なリモートアクセスを行なえるのが特徴。ファイル/プリンターの共有などのほか、VPNクライアントをインストールしたノートパソコンをネットワーク接続と同時にVPN接続するよう設定しておけば、ノートパソコンのIP アドレスを逆探知することも可能という。
サーバー/クライアントとも対応OSは、Windows XP/2000、Windows Server 2003が推奨されているが、Windows Me/98 SEでも動作可能という。パッケージ版には、マニュアル(A5判/192ページ)と、PacketiX VPN ClientをUSBメモリーにインストールして持ち運ぶためのユーティリティーソフトが同梱される。なお、『PacketiX VPN 2.0 HOME Edition for Windows』は、ローカルブリッジ接続は可能だが、クライアント接続ライセンスの追加や、複数のパッケージを購入して1サーバーあたりのクライアント接続数を増やすことはできないという。