(株)サードウェーブは20日、AMD Opteronプロセッサーを搭載した法人向けハイエンドワークステーション『ExPrime T-OP-SQM(エクスプライム ティオーピーエスキューエム)』の販売を開始したと発表した。価格は、デュアルCPUモデルが144万9000円、シングルCPUモデルが22万8900円。B.T.O.に対応する。
 |
|---|
| 『ExPrime T-OP-SQM』 |
『ExPrime T-OP-SQM』は、3Dグラフィックス/CADや科学技術計算向けの製品で、Opteron 200シリーズを最大2個(デュアルコア対応で最大4コア)、メモリー(PC3200準拠/ECC/レジスタード/DDR SDRAM)を最大16GB(1プロセッサー時8GB)搭載可能なタワー型モデル。最高負荷時の騒音レベルをオフィスパソコン並みの32dBに静音化したのが特徴。チップセットは米エヌビディア社のnForce Professional＋AMD 8132を採用し、カナダATIテクノロジーズ社のRage XL搭載グラフィックスカード(PCI)を搭載する。グラフィックスカードは2次元向けの『NVIDIA Quadro NVS 285』やハイエンドのコンシューマー向けの『NVIDIA GeForce 7800 GTX』などを搭載でき、SLI技術にも対応している。
インターフェースはUSB 2.0×6(前2、後4)、10/100/1000BASE-T×2、シリアル、パラレル、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)などを搭載する。拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x4、PCI-X(133/100MHz)×2、PCI-X(100MHz)、PCI(空きなし)を装備し、拡張ベイは5インチ×3(空き1)、3.5インチ(シャドウ)×4(空き3)を備える。本体サイズは幅198×奥行き425×高さ533mm、重量は約21kg。OSはオプションで、1年間の持ち込み修理保証が付属する。
デュアルCPUモデルは、Opteron 280-2.40GHz×2、16GBのメモリー(BGAタイプ)、160GBのHDD(シリアルATA、毎分7200回転)、DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R DLの8倍速書き込み/DVD-RAMの5倍速書き換えなど)を搭載する。シングルCPUモデルは、Opteron 246-2.0GHz、512MBのメモリー、80GBのHDD、48倍速CD-ROMドライブを搭載する。
対応OSは、Windows XP Professional/Professional x64 Edition、Windows Server 2003/2003 x64 Edition、SUSE LINUX 10.0、MIRACLE LINUX V4.0、CentOS 3.6/4.2、Red Hat Linux EL 3.0/4.0、Solaris 10、Fedora Core 4、Mandriva Linux 2006など(Linuxはサポート対象外)。
