“アップル”メニューから選べる『ソフトウェア・アップデート』でアップデーターをダウンロードできる |
アップルコンピュータ(株)は15日、Mac OS X 10.4.5のアップデーターの配布を開始した。対象となるのは、Mac OS XかMac OS X Serverのバージョン10.4.0~10.4.4。“アップル”メニュー内から『ソフトウェア・アップデート』を選ぶか、アップルのウェブサイトを経由してダウンロードできる。
今回のアップデートによって、Intel製CPUを搭載するMacにおけるOS Xの動作が改善されている。OS X上でWMVムービーを再生するために必要なQuickTimeコンポーネント『Flip4mac WMV』を、Intel Macに対して正常にインストールできるようになった。また、Intel Mac上で“Rosetta”を使って実行中のソフトが、キーチェーンに関する告知を正しく受けとれないという不具合も解消された。
そのほかの主な変更点は以下の通り。
- セイコーエプソン(株)製プリンターの一部が、AirMac Extreme 経由で印刷できないという問題を解決
- デュアルディスプレーの使用時に“ファーストユーザスイッチ”機能でユーザーを切り替えると、メイン/サブの両方のディスプレーに回転するキューブが表示されるようになった
- Mac OS X 10.4.4 上で『iMovie HD』のテーマを切り替えると、不正終了する問題を解決
- システムの“configd”処理が予期せず停止するという潜在的な問題に対処