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シャープ、学習向け電子辞書の最上位モデル“Papyrus”『PW-V9500』を24日に発売――英検語彙力判定テスト機能を搭載

2006年02月07日 18時37分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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シャープ(株)は7日、高校生などの学習向け電子辞書“Papyrus(パピルス)”シリーズの最上位機種となる『PW-V9500』を今月24日に発売すると発表した。価格は5万2500円。新たに“TTS(Text-to-Speech)機能”による収録単語/例文の合成音声による読み上げが可能になったほか、ユーザーの語彙力が英検のどのレベルに相当するかを判定できるという“英検語彙力判定テスト機能”を電子辞書として初めて搭載した(同社調べ、2006年2月7日現在)のが特徴。

学習向け電子辞書“Papyrus”の最上位モデル『PW-V9500』
高校生などの学習向け電子辞書“Papyrus”の最上位モデル『PW-V9500』

PW-V9500は、5.4インチ/320×240ドット表示の高反射FSTN液晶ディスプレーとJIS配列のキーボードを搭載する電子辞書。広辞苑[第五版]/逆引き広辞苑[第五版対応]/新明解国語辞典[第六版]/全訳古語辞典[第三版]/漢字源(JIS版)/故事ことわざ辞典など高校生の学習課程に合わせた46種類の辞書を収録する。

新たにTTS機能を追加したことで、広辞苑や国語辞典、英和/英英辞典などの単語と例文を合成音声で読み上げて、発音を確認することが可能になった(一部辞書を除く)。また、平成18年度(2006年度)の大学入試センター試験より導入されている“リスニング試験対策”として、ネイティブによる音声発音を収録した“英語リスニング対策 スタート編”“傾向と対策 英語リスニング”を新たに収録。イラストとネイティブによる発音で構成されたテスト形式の問題を学習できるという。

また、20の問題に答えることで自分が英検何級レベルの英語語彙力を持つかが判定できる“英検語彙力判定テスト機能”を新規に搭載し、5級~1級のレベル判定が行える。これにより検定試験を受ける前のレベルチェックや、学習の成果の確認が可能になるという。

本体にはSDカードスロットを搭載し、すでに発売中のPapyrus対応辞書コンテンツの追加が可能。そのほか、MP3ファイルを記録したSDメモリーカードを装着して、MP3プレーヤーとしても利用できる(モノラルタイプの薄型圧電スピーカーとイヤホン端子を内蔵)。

電源は単4電池2本で、駆動時間は約150時間(カード非装着時)。本体サイズと重量は、幅141×奥行き107×高さ16.9(最薄部14.9)mm(閉時)/約272g(電池込み)。

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