ヤマハ、ミキサータイプのUSBインターフェースとHDDレコーディングソフトのパッケージ“USBミキシングスタジオ”『MW10』など2製品を発売
2006年02月03日 18時32分更新
ヤマハ(株)は3日、ミキサータイプのUSBオーディオインターフェースとレコーディングソフトのパッケージ“USBミキシングスタジオ”として、『MW10』と『MW12』の製品を25日に発売すると発表した。価格はオープン。
『MW10』 | 『MW12』 |
『MW10』と『MW12』は、ミキサー型USBオーディオインターフェースと、独スタインバーグ(Steinberg Media Technologies)社の48トラック対応の多機能レコーディングソフト『Cubase LE』で構成されるパッケージ。USBオーディオインターフェースは、同社のアナログミキサー設計のノウハウを生かした高品位な音質とミキシング機能を搭載しているという。ミキサー部は、各チャンネルに3バンドイコライザーを搭載し、3つの帯域(HIGH/MID/LOW)で音作りが行なえ、各チャンネルには、マイク/LINEに対応したGAINコントロールや、ハイパスフィルター(80Hz以下をカット)も用意されている。録音されたトラックの再生音を聞きながら演奏を録音する多重録音の際などに役立つ“ダイレクトモニタリング機能”も搭載している。
入出力端子は、ファンタム電源(コンデンサーマイク用のDC48V)を供給できるマイク端子(XLR-3-31)、インサート端子、2TR IN端子(RCA)、AUX端子、USB 1.1端子ほかを装備する。本体サイズ/重量は、『MW10』が幅251×奥行き290.5×高さ65mm/1.8kg、『MW12』が幅322×奥行き416.6×高さ108mm/5.0kg。『MW12』はラックマウントにも対応している。
対応OSは、Windows XP、Mac OS X 10.3.3以上。Cubse LEを利用する場合の対応機種は、Pentium III-500MHz以上(1GHz以上推奨)、メモリー256MB以上(512MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G4-450MHz以上とメモリー256MB以上(512MB以上推奨)を搭載したMacintosh。OSに標準で搭載されているオーディオドライバーソフトで動作し、USBインターフェースは単体で通常のミキサーとしても利用できる。