カノープス(株)は27日、コンポーネント入力に対応したアナログ⇔DVコンバーター『ADVC-700』を2月下旬に発売すると発表した。価格は29万8000円。
『ADVC-700』 |
『ADVC-700』は、コンポーネント信号に対応した業務用のビデオ機器とDV編集システムの映像信号を双方向変換できるコンバーターで、ベータカム素材をDV編集システムに取り込むことなどが可能。DVコーデックを内蔵したIEEE 1394リンクLSIチップを搭載し、ノイズ発生源となる可能性のある電源部分をアダプターとして本体と分離するなど高画質化を図ったという。また、プロ仕様として、デッキコントロールを行なうためのRS-422A端子も搭載しており、独自の“パーフェクトシンク”技術によりスキップやホールドのない完全同期を行なうことが可能という。ビデオ信号方式はNTSCとPALに対応しており、SECAMの入力も可能。
入力端子は、IEEE 1394(4ピン、6ピン)、BNC(コンポジット、コンポーネント)、S端子、XLR-3-31(オーディオ)などを搭載し、TC入出力(BNC)やREF入力、REMOTE(RS-422A)も装備する。電源はDC12Vで消費電力は1.7A。本体サイズは幅430×奥行き245×高さ44mm(19インチラックマウント対応、ブラケット同梱)、重量は約2.9kg。