(株)エヌ・エス・イーと(株)アイ・エックス・アイは27日、ファイルに利用制限を付加するとともに自動消滅させることで情報漏えいを防止するソフト“時限くん”の新製品として、中小規模の環境向けのバージョンアップ版『時限くんライターStandard ver2.0』と、大規模な環境向けの新ラインアップ『時限くんライターEnterprise ver2.0』を2月1日に発売すると発表した。価格はオープン。
時限くんシリーズ各製品の位置付け |
“時限くん”は、ファイル単位で、暗号化、時間/回数による自動削除、コピー/編集/印刷などの制限を付与することで情報漏えいを防止するソフト。『時限くんライターStandard ver2.0』は、スタンドアロン環境向けの製品で、新機能として、ファイルをショートカットアイコンにドラッグ&ドロップして時限くんファイルを生成する機能を搭載したのが特徴。『時限くんライターEnterprise ver2.0』は、クライアント/サーバー環境で利用できるように機能強化し、ユーザーごとのファイル生成時のポリシーを一元管理したり、利用できる機能をユーザーごとにカスタム管理したりする機能を搭載する。新たに、無制限ライセンスやボリュームディスカウントパッケージの提供も開始するという。対応OSは、Windows XP/2000 Professional。