エプソンダイレクト、コストパフォーマンス重視のビジネス向けノート『Endeavor NT2850』と、パールホワイトカラーの『Endeavor NT2850 White Edition』を発表
2006年01月25日 11時44分更新
コストパフォーマンス重視のA4ノート『Endeavor NT2850』 | 『Endeavor NT2850 White Edition』。液晶パネルの天面やパームレストがパールホワイト、液晶フレームはシルバー、キーボードやタッチパッドはグレーの配色 |
エプソンダイレクト(株)は25日、Endeavorシリーズのノートパソコン『Endeavor NT2850』と『Endeavor NT2850 White Edition』を発表した。10万円を下回る価格帯から購入可能ながら、セキュリティーチップを内蔵するなどの点を特徴とする。BTO方式で販売され、本日より受注を開始している。
Endeavor NT2800 およびWhite Editionの主なスペック
- Celeron M 360-1.40GHz、Pentium M 740-1.73~770-2.13GHz/メモリー 256~2GB/SiS M661MX内蔵グラフィックス/40~100GB HDD/CD-ROMドライブ~DVDスーパーマルチドライブ/15インチ液晶ディスプレー 1024×768ドットまたは1400×1050ドット/IEEE 802.11b/g 無線LAN内蔵可能/Windows XP Home EditionまたはProfessional
- 最小構成価格 7万7700円/White Editionは8万円台後半から
NT2850シリーズは、コストパフォーマンス重視のビジネス向けノートパソコン『Endeavor NT2800』の後継機種である。基本性能を抑えて、実務に必要なコストパフォーマンスを重視した製品だ。前機種とハードウェア面での違いはないが、キーボードのキー配置を改良し、19mmのキーピッチはそのままに、使用頻度の低いキーを廃してEnterキーやShiftキーを拡大している。
CPUはCeleron M 360-1.40GHzから、Pentium M 770-2.13GHzまで選択可能。チップセットにはグラフィックス機能を内蔵するSiS M661MXと搭載している。15インチの液晶ディスプレーは、XGAタイプとSXGA+(1400×1050ドット)タイプが選択できる。また独Infineon Technologies AG社製のTPM 1.1b対応セキュリティーチップも内蔵している。
本体サイズは幅332×奥行き287×高さ35.6mm。重量は約3.0kg。バッテリー駆動時間は“リチウムイオンバッテリ2400”装着時で約2.5時間(JEITA測定法)程度、リチウムイオンバッテリ8800では約4.5時間とされている。
Endeavor NT2850 White Editionは、好評だったモバイルノート『Endeavor NT350 White Edition』と同様に、ホワイトのカラーリングを基調として一般コンシューマーユーザーをターゲットとした製品である。明るいパールホワイトを基調としたボディーに、本体のボトムケースやバッテリーはシルバー、キーボードなどはグレーとなっている。ハードウェアの基本仕様はNT2850と同じだが、BTOのコンポーネントはコンシューマー向けに一部限定されており、光ドライブはDVD/CD-RWコンボドライブかDVDスーパーマルチドライブ、バッテリーはバッテリ2400のみ、また無線LANが標準搭載となっている。