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富士通、企業向けデスクトップパソコン“FMV-ESPRIMO”にウルトラスモール型の『FMV-B5210』を追加

2006年01月24日 16時19分更新

文● 編集部

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富士通(株)は24日、企業向けデスクトップパソコン“FMV-ESPRIMO”の新製品として、ウルトラスモール型の省スペース筐体を採用した『FMV-B5210』を追加し、同日付けで販売を開始すると発表した。価格は7万8000円(税別)から。出荷開始は1月下旬。

『FMV-B5210』
『FMV-B5210』

『FMV-B5210』は、CPUにモバイル向けのPentium M 740-1.73GHzまたはCeleron M 360J-1.40GHzを搭載することで、筐体のサイズをA4ファイルサイズ程度に小型化するとともに、消費電力を約38W(コンパクト型の従来製品『FMV-C5200』では約60W)に低減したのが特徴。筐体内部の温度変化に合わせてリアルタイムで冷却ファンを制御することで静音化も図られており、待機時の動作音は人のささやき声程度の26.6dBとなっているという。セキュリティーチップ(TCG 1.1b準拠)も標準で搭載し、USBポートや記録型光ドライブの接続を無効にできるソフト『Portshutter V1 rel.3』や、廃棄/譲渡するときにHDDのデータを消去するソフト『ハードディスクデータ消去ツール』も付属する。

チップセットはグラフィックス機能を統合したインテル910GML Expressで、インターフェースは、USB 2.0×6、10/100/1000BASE-T、アナログRGB出力、シリアル、PS/2×2、マイク、ヘッドホンなどを装備する。本体サイズは幅84×奥行き284×高さ280mm(縦置き時)、重量は約5.9kg。縦置き/横置きが可能で、本体の電源に連動するACアウトレットが用意されている。消費電力は最大約171W。109AキーのOADGキーボードとPS/2スクロールマウスが付属する。

カスタムメイドに対応しており、(株)ネットジャパンのバックアップソフト『StandbyDisk Solo 2.1』も搭載できる。カスタムメイドの最小構成は、Celeron M 360J、256MBのメモリー(PC2-4200/DDR2 SDRAM)、40GBのHDD(シリアルATA/150)、24倍速CD-ROMドライブ、Windows XP Home Editionで、価格は7万8000円(税別)。Pentium M 740を搭載した場合の価格は11万2000円(税別)となる。

3モデル
新発売の3モデル

同社では併せて、Pentium 4 672/662とインテル945G Expressチップセットを搭載したスリムタワー型の『FMV-E5210』を1月下旬に、Pentium 4 640/630/521またはCeleron D 331とインテル945GZ Expressチップセットを搭載したコンパクト型の『FMV-D5215』を2月中旬に発売する。価格は、『FMV-E5210』が17万円(税別)から、『FMV-D5215』が8万6000円(税別)から。

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