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カシオ計算機、6言語の読み上げに対応した音声電子辞書『XD-ST6200』を発売

2006年01月20日 20時30分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は20日、電子辞書“エクスワード”の新製品として、6言語の読み上げに対応した音声電子辞書『XD-ST6200』を発売すると発表した。価格は4万7250円。本体カラーが“シャンパンゴールド”の『XD-ST6200』、ブラックの『XD-ST6200BK』、レッドの『XD-ST6200RD』をラインアップする。発売は、シャンパンゴールドが2月17日、ブラックとレッドが2月25日。

利用イメージ
『XD-ST6200』

『XD-ST6200』は、高音質発声システム“EX-VOICE(エクスボイス)”を搭載し、英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語/中国語の6言語の読み上げに対応したのが特徴。“EX-VOICE”は、2種類の発音機能と出力回路で構成されるシステムで、TTS(Text To Speech)ソフトによる合成音声の読み上げ(読み上げ速度は3段階)と、摩擦音などの子音も忠実に再生できるという独自技術“TRUE VOICE”を採用したデジタル録音による肉声の再生(再生速度は5段階)が可能。出力回路は、音声回路の電源を独立させるとともに、2個の内蔵スピーカーを別々のデジタルアンプで駆動し、高音補正イコライザー搭載することで、ノイズや歪みを低減したという。

収録コンテンツは、生活19種類、ビジネス18種類、趣味14種類、健康11種類、トラベル10種類、国語系8種類、英語系8種類、パソコン7種類、学習5種類の計100種類で、各コンテンツに含まれる6言語の単語/例文をすべてTTSで読み上げ可能となっている。“TRUE VOICE”を利用できるコンテンツは、『ジーニアス英和辞典』の重要語(約1万4000語)、『英会話とっさのひとこと辞典』の重要例文(約3000例文)、『百人一首』の3種類。コンテンツの追加も可能で、パソコンを利用してCD-ROM版のコンテンツ(別売)を追加したり、データカード版をSDカードスロットに追加したりできる。パソコンから文字データ(最大5MB)を取り込んで表示し、単語を辞書で調べることもできる。

検索機能では、類義語表示時に画面を分割し、下画面で違う言葉を検索できるほか、例文検索表示時にキーワードを追加して例文候補を絞り込むことが可能。該当する言葉がない場合にはスペルチェックを行ない、変化形も含めて再検索することができる。



“シャンパンゴールド” “ブラック” “レッド”
“シャンパンゴールド”“ブラック”“レッド”

液晶ディスプレーはバックライト付きの5.0インチ“スーパー高精細液晶”(480×320ドット)を搭載し、最大920文字を表示する“詳細表示”も行なえる。メモリーは約20MBを内蔵し、SDメモリーカードスロットを装備する。パソコンとのインターフェースはUSBで、対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98。電源は単4形アルカリ乾電池×2本で、約130時間の駆動が可能(オートパワーオフ対応)。本体サイズは幅144.5×奥行き99×高さ14.7mm(閉時)、重量は約250g(電池込み)。

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