“Core Duo”対応のノートPCベアボーンのサンプル展示をT-ZONE.PC DIY SHOPで明日から行なう予定だ。メーカーおよび型番は不明。残念ながら本製品の販売はないとのこと。しかし、この製品から“Core Duo”に対応したノートPCの性能を探ることができる。
“Core Duo”対応のノートPCベアボーン。メーカー、型番共に不明 | 「Intel Core Duo T2400」(1.83GHz)が搭載されており、Windows上でもデュアルコアとして認識されている。ただし、サンプル品のためCPUが“T2400”ではなく“1400”と表示されてしまっている |
同CPUを搭載した製品にはアップルコンピュータの“iMac”シリーズがすでに登場しているが、ノートタイプの製品はまだ登場していない。今回展示を行なう製品はA4タイプの製品で、CPUに「Intel Core Duo T2400」(1.83GHz)、チップセットに“Intel 945GM Express”を搭載している。マニュアルがないため同製品の詳細は不明だが、ショップによると「実際に計測していないが、製品を触った感じではおそらく液晶パネルは15インチワイド、重さは3kg程度ではないか」とのこと。本体底面にはBluetoothコントローラや、無線LAN用のスロットを装備している。“Intel PRO/Wireless 3945ABG”無線LANモジュールと組み合わせてインテルが“Napa”と呼ぶプラットホームを構成できるかは不明。
また。底面にはもう1基スロットを装備しており、店員によると「スロットはminiPCIの形状ではなく、基板にネジ留め用と思われる穴が開いていることから、nVIDIAが提唱しているノートPCのGPU交換を可能にする規格“MXM(Mobile PCI Express Module)”ではないか?」という。
なお、同店3階で明日から同製品を展示する予定。ショップによると「“Super π”などを走らせて性能がわかるようにしたい」とのこと。
CPUには「Intel Core Duo T2400」のエンジニアサンプル版が搭載されていた | 銅製のCPUクーラー。さほど厚みはなく思ったより小さい印象だ |
無線LAN用のスロット。スロットの上に見えるのはBluetoothコントローラ | 謎の拡張スロット。店員によると「miniPCIの形状ではなく、基板にネジ留め用と思われる穴が開いていることから、“MXM”のようなものではないか」とのこと |
本体左側面にはPCカードスロット、デュアルイーサネットポート、USB×2、IEEE 1394などを用意 | 右側面には光学ドライブを搭載している |