ワンセグ/EZ FeliCa/PCサイトビューアーなどに対応した多機能な『W41H』
W41Hは、日立製作所が製造する、2軸回転式の折り畳み型端末。今回発表された7機種の中でワンセグに対応する唯一のモデルで、本体の低消費電力化により、最長約3時間45分の連続視聴が可能という。最大約30分の録画や静止状態のテレビ画面の保存が可能なほか、テレビ番組を視聴している間に電話がかかってきても、その間の番組を最大約2分間まで一時保存し、通話終了後に音声付きの1.3倍速で再生して通常放送に追いつく“タイムシフト再生”機能を搭載する。また、マナーモード時などボリュームがゼロの状態でも番組の内容をチェックできる“字幕機能”(字幕を提供しない番組もある)も備える。
『W41H』。左から“グレースホワイト”“インフィニティブラック” | ディスプレイは2.7インチ(240×400ドット)TFT液晶を搭載 |
EZ FeliCaに対応し、万一の紛失時にFeliCa機能の無断使用を防ぐ“FeliCaロック”機能や、一定時間だけFeliCaロックを解除する“クイック解除”機能、遠隔操作でロックがかけられる“遠隔オートロック”といったセキュリティー機能を備える。PDF/Excel/PowerPoint/Wordファイルを表示できるPCドキュメントビューアー、パソコン向けに制作されたウェブサイトを閲覧できるPCサイトビューアーも搭載する。PCドキュメントビューアーが対応するファイルの容量は、メールに添付されている場合は最大500KBまで、miniSDメモリカードに保存されている場合は最大1.5MBまで。
メインディスプレー背面のヒンジ部にステレオスピーカーを搭載。着信音などを鳴らすほか、ビュースタイルでワンセグを視聴する際のスピーカーにもなる | 背面には207万画素カメラと撮影用ライト、FeliCaセンサー、赤外線インターフェースが搭載されている |
オートフォーカス対応のデジタルカメラ機能は207万画素のCCDセンサーを採用し、斜めから撮影しても正面から撮影したように補正できる“ビジネス撮影”モードを備える。またUSBマスストレージクラスに対応し、外部メモリーのminiSDカードをパソコンの外部記憶装置として使用することが可能。
充電台はワンセグを視聴するのに便利なスタンドを兼ねる。側面から展開するアンテナはワンセグ受信用。ポータブルテレビを思わせるデザインだ |
- ディスプレー
- 約2.7インチTFT液晶ディスプレー(240×400ドット、6万5536色/TV表示時26万2144色表示)
- カメラ
- 有効207万画素CCDセンサー
- 外部メモリー
- miniSDカード(別売)
- 入力機能
- ATOK for au+APOT(AI推測変換)
- 連続通話時間
- 約220分
- 連続待受時間
- 約240時間
- 本体サイズ/重さ
- 幅53×奥行き27×高さ106mm/約159g
- 対応する主なEZweb関連サービス
- au LISTEN MOBILE SERVICE、EZムービー、ムービーメール、EZ「着うたフル」、EZ「着うた」(ハイクオリティステレオ) 、EZ「着うた」、EZ「待ちうた」、EZブック、EZナビウォーク(声de入力)、EZアプリ(BREW)、EZテレビ、EZチャンネル、EZ FM、Hello Messenger、EZ FeliCa
- 本体カラー
- インフィニティブラック、グレースホワイト
- 発売時期
- 2月上旬
- 価格
- オープンプライス(編集部予想実売価格は2万円台)