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KDDI、国内初のHDD搭載携帯電話機など春商戦向け7機種を発表

2006年01月20日 23時16分更新

文● 編集部 水野輝夫/撮影:島 徹

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ワンセグ/EZ FeliCa/PCサイトビューアーなどに対応した多機能な『W41H』

W41Hは、日立製作所が製造する、2軸回転式の折り畳み型端末。今回発表された7機種の中でワンセグに対応する唯一のモデルで、本体の低消費電力化により、最長約3時間45分の連続視聴が可能という。最大約30分の録画や静止状態のテレビ画面の保存が可能なほか、テレビ番組を視聴している間に電話がかかってきても、その間の番組を最大約2分間まで一時保存し、通話終了後に音声付きの1.3倍速で再生して通常放送に追いつく“タイムシフト再生”機能を搭載する。また、マナーモード時などボリュームがゼロの状態でも番組の内容をチェックできる“字幕機能”(字幕を提供しない番組もある)も備える。

W41H W41H
『W41H』。左から“グレースホワイト”“インフィニティブラック”ディスプレイは2.7インチ(240×400ドット)TFT液晶を搭載

EZ FeliCaに対応し、万一の紛失時にFeliCa機能の無断使用を防ぐ“FeliCaロック”機能や、一定時間だけFeliCaロックを解除する“クイック解除”機能、遠隔操作でロックがかけられる“遠隔オートロック”といったセキュリティー機能を備える。PDF/Excel/PowerPoint/Wordファイルを表示できるPCドキュメントビューアー、パソコン向けに制作されたウェブサイトを閲覧できるPCサイトビューアーも搭載する。PCドキュメントビューアーが対応するファイルの容量は、メールに添付されている場合は最大500KBまで、miniSDメモリカードに保存されている場合は最大1.5MBまで。

W41H W41H
メインディスプレー背面のヒンジ部にステレオスピーカーを搭載。着信音などを鳴らすほか、ビュースタイルでワンセグを視聴する際のスピーカーにもなる背面には207万画素カメラと撮影用ライト、FeliCaセンサー、赤外線インターフェースが搭載されている

オートフォーカス対応のデジタルカメラ機能は207万画素のCCDセンサーを採用し、斜めから撮影しても正面から撮影したように補正できる“ビジネス撮影”モードを備える。またUSBマスストレージクラスに対応し、外部メモリーのminiSDカードをパソコンの外部記憶装置として使用することが可能。

W41H充電台はワンセグを視聴するのに便利なスタンドを兼ねる。側面から展開するアンテナはワンセグ受信用。ポータブルテレビを思わせるデザインだ
ディスプレー
約2.7インチTFT液晶ディスプレー(240×400ドット、6万5536色/TV表示時26万2144色表示)
カメラ
有効207万画素CCDセンサー
外部メモリー
miniSDカード(別売)
入力機能
ATOK for au+APOT(AI推測変換)
連続通話時間
約220分
連続待受時間
約240時間
本体サイズ/重さ
幅53×奥行き27×高さ106mm/約159g
対応する主なEZweb関連サービス
au LISTEN MOBILE SERVICE、EZムービー、ムービーメール、EZ「着うたフル」、EZ「着うた」(ハイクオリティステレオ) 、EZ「着うた」、EZ「待ちうた」、EZブック、EZナビウォーク(声de入力)、EZアプリ(BREW)、EZテレビ、EZチャンネル、EZ FM、Hello Messenger、EZ FeliCa
本体カラー
インフィニティブラック、グレースホワイト
発売時期
2月上旬
価格
オープンプライス(編集部予想実売価格は2万円台)


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