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人気のAVノートで地デジも撮れる!――東芝、AVノートパソコン“Qosmio G30”シリーズを発表!

2006年01月10日 17時32分更新

文● 編集部 小西利明

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15.4インチワイド液晶搭載の2スピンドルA4ノート“dynabook VX”と、薄型軽量モバイルノート“dynabook SS SX”にも、新製品が発表された。

Intel Core Duo搭載でパワーアップしたワイドノート『dynabook VX VX780LS』
Intel Core Duo搭載でパワーアップしたワイドノート『dynabook VX VX780LS』

dynabook VXは、TV録画機能などを搭載しないスタンダードなdynabookシリーズとしては、ハイエンドに位置づけられる製品としてリニューアルされた。価格はオープンプライス。

dynabook VX VX780LS
Intel Core Duo T2300-1.66GHz/メモリー 1GB/Intel 945GM Express内蔵グラフィックス/100GB HDD/DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/15.4インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g 無線LAN搭載/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal 2003付属
23万円前後/1月下旬発売予定

プラットフォームはIntel Core Duo T2300-1.66MHzをCPUに搭載する新しいCentrinoモバイル・テクノロジベースに更新され、デュアルコアのCPU、1GBの標準搭載メモリー、Intel 945GM内蔵グラフィックスなどにより、大幅にパワーアップされた。液晶ディスプレーは15.4インチワイドサイズのWXGA解像度を備える。内蔵無線LAN機能はIEEE 802.11a/b/gのトリプルモード対応。またDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。

2005年12月に発表されたdynabook TXと同様に、VX/780LSもタッチパッド部分が光るボタンになる“ワンタッチボタン付き光るタッチパッド”機能を備えている。ボタン操作に切り替わると、パッド上のボタン機能部が青く光り、アプリケーション起動やボリューム調整といった操作を行なえる。またQosmio G30と同様に、PC引越ナビと512MB USBメモリーも付属する。

インターフェース類としては、USB 2.0×4、IEEE 1394、外部ディスプレー出力(アナログRGB)、Sビデオ出力などを備える。また拡張/メモリーカード用スロットとして、ExpressCard/54、PCカード TypeII、ブリッジメディアスロット(対応メモリーカードはQosmio G30と同様)をそれぞれ1つずつ備える。

本体サイズは幅360×奥行き267×高さ42.2mm。重さは約3.0kg。バッテリー駆動時間は約3時間(JEITA測定法1.0)となっている。予想実売価格は23万円前後。

dynabook SS SX

薄さにこだわったモバイルノート“dynabook SS SX”
薄さにこだわったモバイルノート“dynabook SS SX”

最薄部で1cm未満と薄さを誇るモバイルノートdynabook SS SXシリーズの新製品は、スペック面での変更はメモリーの増量だけに止まる。基本的には、EUの環境規制の1種“RoHS指令”(特定有害物質の使用禁止指令)に対応した部品に変更された点が、旧製品との大きな違いである。ちなみにQosmio G30やdynabook VXも、RoHS指令に対応している。

dynabook SS SX SX/290NR、/290NK
超低電圧版Pentium M 753-1.20GHz/メモリー 512MB/Intel 915GMS Express内蔵グラフィックス/60GB HDD/光ディスクドライブなし/12.1インチ液晶ディスプレー 1024×768ドット/IEEE 802.11b/g 無線LAN搭載/Windows XP Professional SP2/Office Personal 2003付属(290NRのみ)、OneNote 2003付属
24万円前後(290NR)、22万円前後(290NK)/1月下旬発売予定

新製品は2機種用意され、『dynabook SS SX SX/290NR』にはMicrosoft Office Personal 2003が付属し、『dynabook SS SX SX/290NK』には付属しないという違いだけで、ハードウェア仕様は同一である。CPUには超低電圧版Pentium M 753-1.30GHzを搭載するほか、Intel 915GMS Expressチップセット搭載、12.1インチXGA液晶ディスプレー、HDD 60GBなどを備える。旧機種はメモリー搭載量が256MBと少なかったが、新製品では2機種とも512MBへと増量されている。またIEEE 802.11b/g無線LANに加えて、Bluetooth 2.0+EDRの通信機能も内蔵する。

ビジネスパーソナル志向の製品なので、搭載するOSはWindows XP Professionalである。また衝撃に対するHDD保護機能“東芝HDDプロテクション”や、TPM 1.1b準拠のセキュリティーチップ搭載など、情報保護に役立つ機能を備えている。PC引越ナビは付属するが、USBメモリーは付属していない。

本体サイズは幅286×奥行き229×高さ19.8(最薄部9.9)mm。重さは約1.29kg。バッテリー駆動時間は約5.1時間(JEITA測定法1.0)となっている。予想実売価格は、SX/290NRが24万円前後、SX/290NKが22万円前後と想定されている。

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