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【2006年年頭挨拶ニュースリリース】住商情報システム(株)代表取締役社長 阿部康行氏

2006年01月05日 22時37分更新

文● 編集部

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2006年 社長年頭の辞(要旨)

1. 経営課題

昨年8月1日に、住商情報システム(SCS)と住商エレクトロニクス(SSE)が合併を果たし、従業員3000余名を有する新生住商情報システムとして新しくスタートした。
2月には、東京における事業所統合作業を完了させる。また、4月1日をもってカンパニー制は廃止し、当社のターゲットとするビジネスごとに組織をラインアップする新組織体制に移行する。2006年からは、旧SCSも旧SSEもない、本当に新生住商情報システムとして1つの事業体として生まれ変わる。この新しい年を「SCS、新生元年」と名付け、今後の成長に向けてのジャンプスタートの年としたい。
新年の経営課題は、3000余名の人の力を、組織・会社の力に変え、当社の今後の成長に向けての基盤を創ること、らさには、その第一歩を確かなる企業成長の証として残すこと、これらを目標に今年1年の企業運営を行っていく。

2. 業務への取り組み姿勢

<原点に返る>
私たちの原点は「人の力」にある。私たちの事業において技術は人に宿るものであり、よって人の力がすべてという認識が重要である。
「人の力」をさらに強化するため、教育研修といった経営力・技術力強化のためのプログラムの拡充、あるいは、能力開発を中心に据えた新人事制度の導入など全社としての施策・制度整備を着実に実行していく。
また、お互いがともに尊重されるに値する人材であるためには、基本の姿勢・基本の動作というものをしっかりと実践していかなければならない。当社には、合併会社の双方に仕事に対して、また、顧客に対して真摯に、そして、誠実に向き合うという企業文化がある。是非この誠実に仕事に向き合うという姿勢を原点に戻って日々意識していこう。

<コミュニケーションを活発に>
業務の大事な基本は、コミュニケーションにある。普段からのコミュニケーション無くしては、組織としての意思疎通など出来るはずもない。
加えて、組織としてのコミュニケーションとして、上司にあたる人には、会社の方向性と共にその組織の方向性、目標を伝えること、組織のメンバーの働きやすい環境実現を目指すことの2つをお願いする。この新生SCSに取り、合併効果を早く実現する意味でもコミュニケーションの円滑化を目指していこう。

<プロとしてのプライドをもって>
常日頃からプロとしての自覚を強く意識して頂きたい。
プロである以上プロならではの技が必要である。個人個人が技を磨き、また、組織として個人の技を大きく活かすことで、他社と差別化し、私たちのお客様への付加価値提供につながるということを意識して頂きたい。特に、新生SCSにおいては、組織として、また、技術・商品力・営業力を一体化した「サービス」として、お客様に付加価値を提供できる、そんなプロ集団を目指していこう。

3. コンプライアンス

企業が社会のルールを遵守するというのはその存続のために満たしておかなければならない最低ラインの基準である。コンプライアンス上問題のあることはどのような理由であろうと絶対にやらない、このことに例外はあり得ない。

健全な危機意識を持ちつつ原点に返り、日頃の行動を確認し、「SCS、新生元年」を素晴らしい年にしていこう。

以上

(用字用語は原文のまま)

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