日本電気(株)は5日、同社の直販サイト“NEC Direct”で販売するデスクトップパソコン“VALUESTAR G”、ノートパソコン“LaVie G”の2006年春モデル新製品として、水冷機構を内蔵したスリムデスクトップ『VALUESTAR G タイプC』、UXGA(1600×1200ドット)表示の高解像度液晶ディスプレーも選択できるハイエンドノートパソコン『LaVie G タイプC』、スリム&モバイルノートパソコン『LaVie G タイプJ(アドバンスト)』の3モデルを今月12日に出荷開始すると発表した。各製品の最低価格と主なスペックは次のとおり。
水冷スリムデスクトップ『VALUESTAR G タイプC』 |
VALUESTAR G タイプC
- CPU
- Pentium D 820-2.80GHz/HT Pentium 4 630-3GHz/Celeron D 346-3.06GHz
- チップセット
- インテル945G Express
- メモリー
- 256MB~最大2GB(DDR2 SDRAM)
- グラフィックス
- チップセット内蔵/NVIDIA GeForce 6200TC
- HDD
- 約500GB/約250GB/約160GB/約80GB
- 光ドライブ
- DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ
- TV機能(B.T.O.オプション)
- 地上アナログ×2
- 拡張スロット(標準)
- PCI×3、PCI Express x16×1
- 拡張スロット(B.T.O.オプション)
- ExpressCard/54スロット、PCカード TypeII×1、トリプルメモリースロット(SDメモリーカード/メモリースティック(PRO対応)/xDピクチャーカード)
- 通信
- 10/100/1000BASE-T対応Gigabit Ethernet
- インターフェース
- USB 2.0×7、オーディオ入出力(光デジタル出力含む)、ミニD-Sub15ピン/DVI-D24ピン、(GeForce 6200TC選択時:DVI-I29ピン)(TVチューナー選択時:S-Video×1/コンポジット×1)、(B.T.O.オプション選択時:IEEE 1394×2)
- 本体サイズ
- 幅115×奥行き414×高さ413mm
- 重量
- 約13kg
- OS
- Windows XP Home Edition SP2/同 Professional SP2
- オフィスアプリ(B.T.O.オプション)
- Microsoft Office Personal Edition 2003/同 Professional Enterprise Edition 2003
- 液晶ディスプレー(B.T.O.オプション)
- 20インチワイドスーパーシャインビューEX2液晶ディスプレー/17インチスーパーシャインビューEX液晶ディスプレー/17インチ高輝度デジタルTFT液晶ディスプレー(SoundVu対応)
- 最低価格
- 11万4555円から
水冷機構を持つコンパクトデスクトップ『VALUESTAR G タイプC』は、店頭販売のない直販専用モデルとして2005年8月に発表された前モデルから筐体や特徴を引き継ぎ、新たにインターネット経由の動画配信サービスも操作できる新型リモコン(“ミニマムソフトウェアパック”選択時はリモコンなしとなる)&ソフトウェアを組み合わせたのが特徴。また、B.T.O.オプションとして新たにUSB接続のトリプルワイヤレスLAN(IEEE 802.11a/b/g、SuperAG対応)アダプター『Aterm WL54SU』を同時購入可能になった。
LaVie G タイプC
- CPU
- Pentium M 780-2.28GHz/同 760-2GHz/同 740-1.73GHz
- チップセット
- ATIテクノロジーズRADEON XPRESS 200M+IXP 400
- メモリー
- 256MB~最大2GB(DDR2 SDRAM)
- 液晶ディスプレー
- 15インチハイレゾTFT液晶ディスプレー(UXGA表示)/15インチハイレゾTFT液晶ディスプレー(SXGA+表示)/15インチスーパーシャインビュー液晶ディスプレー(XGA表示)
- グラフィックス
- Mobility RADEON X600
- HDD
- 約120GB/約80GB/約40GB
- 光ドライブ
- DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ/CD-ROMドライブ
- TV機能(B.T.O.オプション)
- ワイヤレスTVチューナーユニット『AirTV』
- 拡張スロット
- ExpressCard/54(同/34)×1、PCカード TypeII×1、トリプルメモリースロット
- 通信
- 10/100/1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、V.90対応56kbpsファクスモデム、(B.T.O.オプション選択時:IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN(Super AG対応))
- インターフェース
- USB 2.0×5、IEEE 1394×1、D-Sub15ピン、パラレル、ビデオ出力(S-Video×1)、オーディオ入出力
- バッテリータイプ
- ニッケル水素/リチウムイオン
- バッテリー駆動時間
- 約0.9時間(ニッケル水素タイプ)
約1.7時間(リチウムイオンタイプ) - 本体サイズ
- 幅333×奥行き277×高さ37.8mm
- 重量
- 3.5kg(ニッケル水素バッテリ選択時)
3.4kg(リチウムイオンバッテリ選択時) - OS
- Windows XP Home Edition SP2/同 Professional SP2
- オフィスアプリ(B.T.O.オプション)
- Microsoft Office Personal Edition 2003/同 Professional Enterprise Edition 2003
- 最低価格
- 17万1675円から
LaVie G タイプJ(アドバンスト)
- CPU
- 超低電圧版Pentium M 753-1.20GHz
- チップセット
- インテル915GM
- メモリー
- 256MB~最大1.25GB(DDR2 SDRAM)
- 液晶ディスプレー
- 12.1インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(XGA表示)
- グラフィックス
- チップセット内蔵
- HDD
- 約100GB/約80GB/約40GB
- 光ドライブ(B.T.O.オプション、外付け)
- DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ/CD-ROMドライブ
- TV機能
- なし
- 拡張スロット
- PCカード TypeII×1、CF Type II×1
- 通信
- 10/100/1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、V.90対応56kbpsファクスモデム、(B.T.O.オプション選択時:IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN(Super AG対応))
- インターフェース
- USB 2.0×3(1ポートのみNECオリジナル電源供給端子を利用可能)、IEEE 1394×1、D-Sub15ピン、オーディオ入出力
- バッテリー駆動時間
- 5.4時間(リチウムイオンタイプ、B.T.O.オプションでセカンドバッテリー搭載可能)
- 本体サイズ
- 幅272×奥行き237.5×高さ27.2(最薄部25.2)mm
- 重量
- 約1.38kg
- OS
- Windows XP Home Edition SP2/同 Professional SP2
- オフィスアプリ(B.T.O.オプション)
- Microsoft Office Personal Edition 2003/同 Professional Enterprise Edition 2003
- 最低価格
- 16万9050円から
ワイヤレスTVユニット『AirTV』(B.T.O.オプション)とセットにした『LaVie G タイプC』 |
『LaVie G タイプC』は、15インチ液晶ディスプレーの表示解像度をUXGA/SXGA+/XGAの3タイプから選択できるハイエンドノートパソコン(2048×1536ドット/QXGA表示は省略)。チップセット内蔵グラフィックス(Mobility RADEON X300相当)より高速な外付けグラフィックスチップ『Mobility RADEON X600』を搭載し、外観や主な特徴は2005年9月に発表された前モデルと共通。従来同様にワイヤレスTV視聴・録画ユニット『AirTV』(高画質化回路“VISITAL”内蔵)をB.T.O.オプションとして選択できる。
スリム&パワフルの両立を図った『LaVie G タイプJ(アドバンスト)』 |
『LaVie G タイプJ(アドバンスト)』は、2005年12月発表の春モデルで新たに登場した『LaVie J』(直販モデルでは『LaVie G タイプJ』)に合わせて名称変更したもの。新LaVie J/LaVie G タイプJが軽量化と長時間バッテリー駆動を売りにしているのに対して、LaVie G タイプJ(アドバンス)はスリムボディーと高速なCPU(超低電圧版Pentium 753-1.20GHz)/チップセット(インテル915GM)、高速メモリー(PC2-3200対応DDR2 SDRAM)を採用し、可搬性とパフォーマンスの両立を目指したのが特徴。さらに、万一外出先で紛失や盗難にあった場合に備えて、新たに“TPMセキュリティーチップ(v1.1b対応)”を搭載した(指紋認証ユニットの内蔵は不可)。そのほかのスペックは従来から変更ない。