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レーベル面印刷技術“Labelflash”に対応した記録型DVDドライブ第1号はアイ・オー・データ機器の「DVR-UN16L」!

2005年12月21日 22時44分更新

文● 美和

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 アイ・オー・データ機器からデータ記録用レーザーでDVDのディスクレーベル面に描画ができる技術“Labelflash”に対応した外付け記録型DVDドライブ「DVR-UN16L」が登場した。同技術はヤマハと富士写真フイルムが共同開発したもので、今回が初の登場となる。

本体
“Labelflash”に対応した外付け記録型DVDドライブ「DVR-UN16L」。ドライブにはNEC製の「ND-4551A」を使用している

 ディスクのレーベル面にレーザーを使って描画するもので思い出されるのはBenQなどのドライブで採用されていた“LightScribe”。両者の違いは、“LightScribe”がメディアのレーベル面(表面)に特殊塗料を塗布してレーザーで反応させているのに対し、“Labelflash”は表面から深さ0.6mmにある青紫色の描画専用色素をレーザーで透明化させて濃淡を表現するところ。つまり“Labelflash”は描画面がポリカーボネードで覆われているため、描画面が傷つくことがないわけだ。レーベル面への書き込み方は両者とも同じで、対応メディアのレーベル面をドライブに対して下向きにセットし、付属のソフトで書き込みの設定を行なう。
 今回の製品はNEC製の「ND-4551A」を使用しており、書き込み/書き換えの最大速度は、DVD+R DL書き込みが8倍速、DVD-R DL書き込みが6倍速、DVD±R書き込みが16倍速、DVD+RW書き換えが8倍速、DVD-RW書き換えが6倍速、DVD-RAM書き換えが5倍速、CD-R書き込みが48倍速、CD-RW書き換えが32倍速となる。そのほかメディア表記の速度以上の書き込みが可能となる“オーバースピード機能”を搭載。インターフェイスはUSB 2.0に対応しており、サイズは170(W)×270(D)×50(H)mm、重さは約1.6kg。付属ソフトとしてオーサリングソフトの「DVD MovieWriter 4 SE with VR for I-O DATA」、ライティングソフトの「B's Recorder GOLD8 Security」など以外に、“Labelflash”対応の描画ソフト「labelFOLiO」が同梱される。価格はTWOTOP秋葉原本店で1万3980円、TSUKUMO eX.で1万4800円。なおパッケージには“LightScribe”対応のDVD-Rメディア(1層16倍書き込み対応)が1枚同梱されており、2006年1月中に同社からこのメディアの5枚パック「DVD-R4.7LF」が発売予定となっている。

ラベル
これが“Labelflash”のラベル“Labelflash”の描画時間は解像度により3つに分かれる
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