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三洋電機、ハイビジョン記録に対応した動画デジカメ『DMX-HD1』を発表

2006年01月11日 00時00分更新

文● 編集部 小林久

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三洋電機(株)は11日、動画デジカメ“Xacti”(ザクティ)シリーズの新製品『DMX-HD1』を2月に発売すると発表した。価格は12万6000円。

DMX-HD1DMX-HD1

DMX-HD1は今年10月に発表された『DMC-C6』の上位モデルで、従来機は併売する。従来機種からの主な変更点は、720pのハイビジョン動画撮影(解像度1280×720ドット、毎秒30コマ、9Mまたは6Mbps)に対応したこと。

記録媒体
記録媒体はSDメモリーカード。現在最大の2GBタイプを使用してハイビジョン撮影を行なった場合、最大42分42秒の撮影ができる

これに合わせ、内部の画像処理LSIもより高速な新開発チップ“プラチナエンジン”に強化した。従来からサポートしていたVGA記録モード(解像度640×480ドット)も強化され、毎秒60コマ(6Mbps)での撮影が可能になった。記録形式はMPEG-4で、2GBのSDメモリーカードを利用した場合、ハイビジョン記録時(HD-HQモード)で42分42秒、VGA記録時(TV-HQモード)で2時間の撮影が可能。動画は本体で簡易編集できる。

操作系
操作系に関しては従来機をほぼ踏襲。片手で握り、なるべく親指一本で操作できるよう工夫されている

画像処理チップの高速化によって連写速度も上がり、最大解像度(510万画素、2592×1944ドット)でも0.2秒間隔で静止画撮影が可能となった。CCD読み出しの関係で撮影中の動画が一瞬途切れる可能性はあるが、ハイビジョン動画の撮影時に、割り込んで静止画を撮影をすることもできる。また、補間処理により、最大3680×2760ドットの出力が可能な“ピクトライズ1000”機能も装備している。

ポップアップストロボを装備
光学10倍ズームを搭載した関係で、本体は若干大きくなった。ストロボはポップアップ式で、ポップアップ用のボタンは、ストロボの発光モードの切替ボタンをかねている

縦型の本体は従来機の操作性をほぼ踏襲しているが、本体容積が204ccに大型化(DMC-C6は124cc)。サイズは幅80×奥行き36×高さ119mm、重量が本体のみで約210g、バッテリーとメモリーカードを装備した状態で約235gとなった。サイズ変更の理由は高倍率ズームの搭載によるもの。従来機の5倍(焦点距離6.3~31.7mm、35mmフィルム換算38mm~190mm相当)から10倍(同6.3~63mm、38~380mm相当)に高倍率化した。開放F値は全域F3.5となる。

有機ELディスプレー 側面からのぞき込んだところ
有機ELディスプレーを装備。自発光型のため、ほぼ真横の位置から見ても問題ない

液晶ディスプレーも2.2インチ(21万画素)の有機ELディスプレーに変更された。同社ではこれを“プラチナビジョン”と呼んでいる。細かな使用に関しては公開されていないが、有機ELパネルは、自発光型のため、液晶に比較して黒が締り、高コントラスト/高視野角なのが特徴。動画再生に重要な反応速度も速いという。

クレードル D4対応
クレードル、パソコン、テレビ、AC電源などと接続可能新たにD4経由でテレビと接続できるようになった

同梱のクレードルは、USB 2.0/ビデオ出力兼用コネクター、D4対応のD端子出力用コネクター、AC電源コネクターの3つを装備。本体の充電のほか、パソコンへのファイル転送やテレビへの映像出力が可能となっている。赤外線リモコンの受光部はクレードルから本体に移動。映像の再生/停止操作だけでなく、撮影操作も行なえるようになった。

撮像素子は1/2.5インチの原色CCDで、有効画素数は約510万。記録媒体はSDメモリーカード。静止画記録形式はJPEG。動画記録形式はMPEG-4(ISOコーデック)。ISO感度は静止画が50~400相当。動画は画素混合により、200~1600相当まで対応する。動画撮影時には電子式の手ぶれ補正も利用可能。内蔵マイクの風切り音を低減する“ウィンドノイズリダクション”機能を新たに追加したほか、機器の操作方法を音声で通知するガイダンス機能も備える。静止画撮影時のマクロ撮影距離は最短1cm。

電池も大容量
ハイビジョン対応のためにLSIの消費電力が増えているが、電池も大容量化し、従来と同等の駆動時間を確保している

本体の消費電力は従来の3.1Wから4.2Wに増加しているが、内蔵電池の容量を1200mAhに増やすことによって、バッテリー寿命は従来と同水準とした。静止画撮影時で約150枚(CIPA測定基準)、ムービー連続撮影時で約60分、ムービー連続再生時で約150分となる。また、本体の消費電力を下げるために有機ELディスプレーにRGBの3画素にホワイトの画素も加え、白を表示する際の消費電力を1/3にする工夫も行なっているという。

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