人気メーカーの最新端末
さて今回は、「総合的に好きなメーカー」という質問での上位3メーカーの端末の記事を、キャリアー横断的にまとめて紹介する。
1位・シャープ
シャープの2005年年末商戦向けの主な端末は、ウィルコムのWindows搭載スマートフォン『W-ZERO3』、NTTドコモ向けのFOMA対応携帯電話機『SH902i』『DOLCE(ドルチェ)』、ボーダフォン向けの3Gサービス対応携帯電話機『Vodafone 703SHf』と2Gサービス対応携帯電話機『V604SH』だ。
もはやASCII24読者にとって説明不要であろうW-ZERO3は9日に予約受付けが始まり、ウィルコムが運営するECサイト“ウィルコムストア”はアクセス集中によってこの原稿を書いている10日午前2時現在もアクセスしずらい状況になっている。一方、9日に全国一斉発売が始まったSH902iの都内23区の市場価格は、3万円台前半~中盤といったところ。大阪市内では2万円台前半~中盤で販売されている。
W-ZERO3 |
SH902i | DOLCE | |
Vodafone 703SHf | V604SH |
2位・パナソニック モバイルコミュニケーションズ
パナソニック モバイルコミュニケーションズの年末商戦向けの主な製品は、NTTドコモのFOMA対応携帯電話機『P902i』『P701iD』『prosolid II』だ。11月21日に発売されたprosolid IIは、PDC方式の『prosolid』(2004年10月発表)の後継機。前機種同様、アルミニウムおよびマグネシウム素材を使った金属外装を採用し、薄型で、カメラを搭載しないというコンセプトを持っている。FOMAはテレビ電話サービスが1つの特徴だが、カメラを持たないprosolid IIの場合、相手の映像を見ながらテレビ電話に応答できるほか、自分のカメラ映像の変わりに“キャラ電”サービスによってキャラクターのアニメーションで応答できる。12月初旬の都内23区では2万円前後、大阪市内では1万円前後で販売されている。
P902i |
P701iD | prosolid II |
3位・ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの年末商戦向けの主な製品は、NTTドコモのFOMA対応携帯電話機『SO902i』とTV/FM/AMラジオチューナーを内蔵するPDC端末『RADIDEN』、au初の“おサイフケータイ”『W32S』だ。SO902iは同社初のFOMA向け端末で、preminiシリーズを彷彿させるストレートデザイン。サイズは幅109×奥行き45×高さ20mmと、『premini II』(2005年1月発表)の幅105×奥行き46×高さ19.4mmに近いサイズを実現している。“FOMA 902iシリーズ”中で唯一未発売の機種であり、発売時期もまだアナウンスされていない。
SO902i | RADIDEN |
W32S |