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NTTコムウェア、指紋認証のセキュリティー機能を強化した“ThinkPad e-UBF Model”の販売を開始

2005年12月20日 20時34分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)は20日、レノボ・ジャパン(株)が販売しているノートパソコン“ThinkPad”の指紋センサー搭載モデルに、同社の指紋認証装置『e-UBF Unit』のソフトを搭載することでセキュリティー機能を強化した“ThinkPad e-UBF Model”の販売を2006年2月に開始すると発表した。価格はレノボ・ジャパンの直販価格であるダイレクト価格と同じ予定(18万6000円から)。

“ThinkPad e-UBF Model”は、同社が販売している指紋認証装置『e-UBF Unit』に利用されている(株)ディー・ディー・エスの“周波数解析法”認証方式を採用したソフトを搭載しており、指紋登録拒否率0%のため、季節によって指先が荒れた場合などでも利用できるのが特徴。認証機能は、Windows起動後のログイン、スクリーンセーバー、ウィンドウズロック、IDマネージャなどで利用可能。ラインアップは、A4スリムモバイルの“ThinkPad T43”が2モデル(1871-34J、2668-J3J相当)、B5コンパクトモバイル“ThinkPad X41”が2モデル(2525-C6J、2525-E9J相当)の計4モデル。製品のサポートはe-UBFに関するソフトについては同社が、それ以外はレノボ・ジャパン(ハード保証)となる。

今後、『e-UBF Unit』と“ThinkPad”標準の指紋センサーが混在するネットワーク環境でクライアント/サーバー型の個人認証を行なうためのサーバーソフト『e-UBF Multi Device Server』も提供する予定。

同社では販売開始に先行して、“Think Pad e-UBF Model”として予定されている“ThinkPad T43”または“ThinkPad X41”を、同日より2006年1月末日までに同社または同社代理店から購入したユーザーに対して、e-UBF指紋認証に対応するためのアップデートソフト(販売開始と同時に専用サイトからダウンロード提供)と『e-UBF Unit』を提供するという。

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