(株)ユーエフジェイ銀行は16日、ニュース配信サービス“UFJ CHINA NEWS”に登録されているユーザー約7000名に、ウイルス“Worm_Netsky.P”に感染したメールを配信したことが判明したと発表した。
これは、同行のメール配信サーバーに、外部のウイルス感染ユーザーから不正なメールが投稿されたことによるものという。ウイルスに感染すると、パソコン内に含まれているメールアドレスを利用してウイルス感染メールを送信して感染を拡大し、送信時に送信者名を詐称するのが特徴。
同行では、今回ウイルス感染メールが配信されたユーザーには個別に連絡を行なっており、今後は再発防止に向けて、メール配信時のチェック機能の強化などにより不正メール配信の防止を検討、実施するとしている。実施完了まで“UFJ CHINA NEWS”メール配信サーバーの運用は停止するという。また、今回、個人情報の流出ないとしている。