パナソニック コミュニケーションズ(株)は16日、スクリーン上に専用ペンで書いた内容をパソコンにリアルタイムで取り込める“インタラクティブ機能”を搭載した電子黒板の新製品として、USB 2.0インターフェースを搭載した“インタラクティブパナボード”『UB-8325』を2006年1月16日に発売すると発表した。価格は36万5400円。
『UB-8325』 |
『UB-8325』は、2001年8月に発表した『KX-BP800N』の後継機種。インターフェースをRS-232CからUSB 2.0(Full Speed)に変更したほか、使用している全パーツにおいて、有害とされる特定の化学物質(鉛/水銀/カドミウム/六価クロム/PBB/PBDE)の使用削減を図り、環境面にも配慮したのが特徴。新機能として、パソコンと接続した場合に、プロジェクターでパソコンの画面をスクリーン上に投影し、その上に専用ペンで書き込んだ内容を統合し、UB-8325のプリンターから直接出力できるようになった。
画面サイズは1400×900mmで、複写可能サイズは1330×850mm。本体サイズは幅1550×奥行き264×高さ1388mm、重量は34kg。オプションの専用スタンドを付けると奥行き591×高さ1875mmとなる。プリンターは溶融型熱転写方式で、記紙サイズはA4判に対応。用紙はロール紙で、1回で9枚までの複写が可能。電源はAC100Vで、消費電力は74W(待機時9W)。対応機種はPC/AT互換機(Pentium II以上推奨)。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。USBケーブル(長さ5m)、インタラクティブ用マーカー(黒/赤/青/緑)、電子黒板用マーカー(黒/赤/青)、イレーサー、イレーサークロス、アプリケーションを収録したCD-ROMなどが付属する。