(株)東芝は13日、年内に国内で販売開始を予定していたHD DVDプレーヤーの販売を延期すると発表した。これは、著作権保護システム“AACS(Advanced Access Content System)”のライセンスの開始に向けた手続きがまだ開始されていないことによるもの。同社ではハードやソフト(コンテンツ)へのライセンスの適用開始後、販売政策などを考慮したうえで、速やかな商品開発を計画しているという。
同社では、すでに国内と米国向けのHD DVDプレーヤーの設計を完了し、量産体制も整っているとしている。