レノボ・ジャパン(株)は13日、省スペースデスクトップパソコンの新製品『ThinkCentre E50 Small Desktop』(18製品)を今月16日に発売すると発表した。同社の直販価格は6万3000円から。
15インチ/17インチ液晶ディスプレーとのセットでも販売される『ThinkCentre E50 Small Desktop』。正面から見ると2トーンカラーの新デザインがよくわかる |
ThinkCentre E50 Small Desktopは、同社の省スペースデスクトップパソコン『ThinkCentre A51』『同 M52 Small』の下位機種に当たるエントリーモデル。本体サイズはこれら2機種より大きく、容積ではA51/M52 Smallの9.4リットルに対して、E50 Small Desktopは13.0リットルと約38%増しとなる。具体的には、M52 Smallと比べて縦置き時で幅が22mm、奥行きが51mm、高さが16mm、それぞれ増加している。
モデルによって組み合わせは異なるが、主な本体スペックは以下のとおり(ユーザーカスタマイズは不可)。
- CPU
- インテルPentium 4 519-3.06GHz/Celeron D 331-2.66GHz
- OS
- Windows XP Professional SP2/同 Home Edition SP2
- チップセット
- SiS 661FX
- メインメモリー
- PC3200対応DDR SDRAM 512MB/同 256MB
- HDD
- 80GB/40GB(いずれも毎分7200回転タイプ)
- 光ドライブ
- CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ/CD-ROMドライブ
- グラフィックス
- チップセット内蔵(SiS Mirage Graphics Engine)
- 拡張スロット
- AGP×1、PCI×3(いずれもロープロファイル)
- ドライブベイ
- 5インチ×1(空き0)、3.5インチ×2(空き0)
- ネットワーク
- 10/100BASE-TX
- インターフェース
- USB 2.0×6、シリアル、パラレル、PS/2×2、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、オーディオ入出力
- プレインストールアプリ
- Microsoft Office Personal Edition 2003(2製品)/なし
- 液晶ディスプレー
- 17インチセット(4製品)/15インチセット(2製品)/なし
上位機種(A51/M52 Small)などとの違いとしては、
- セキュリティーチップを非搭載
- 付属キーボードには指紋認証機能を非搭載
- 前面パネルの半分がダークシルバー、もう半分がダークグレーという2トーンカラーデザインを採用(電源ボタンは明るいシルバー)
などが挙げられる。同社では新製品の狙いを、「価格面のメリットを強調して、これまでThinkCentreを購入候補に入れていなかった顧客にも入り込みたい」と説明している。
なお、同社では今月27日まで、機種および台数限定のキャンペーンを実施する。対象機種とキャンペーン価格は以下のとおり。スペックなどの詳細は同社ウェブサイトで確認いただきたい。
- N218T55(Pentium 4モデル)
- 5万9850円
- N218T56(Celeron Dモデル)
- 6万9825円
- N218T54(Celeron Dモデル)
- 8万4840円
- N218T52(Celeron D、15インチ液晶ディスプレーセットモデル)
- 7万9800円