PC用電源としては初めて通常出力1000Wとなる製品「Turbo-Cool 1KW」がPC Power&Coolingから発売された。同社からは850Wの「Turbo-Cool 850 SSI」がすでに発売されており、同製品はそれに続くものとなる。
PC用電源としては初めて通常出力1000Wとなる製品「Turbo-Cool 1KW」。メーカーはPC Power&Cooling。奥行きが23cmと長い点には注意が必要だ |
PCパーツの電力消費向上に伴って上がってきた電源の出力だが、ついに1000W=1KW時代に突入だ。「Turbo-Cool 1KW」という製品名にもある通り、通常出力1000W、ピーク時出力1100Wとなるこの製品はEPS12V対応の電源ユニット。外観は850Wの「Turbo-Cool 850 SSI」と同じようで、シングルファン(32~40dB)を搭載。今回も奥行きが23cmと長い点には注意が必要だ。ケーブル類は24ピン/8ピンのほかPCI Express用6ピン×2などが用意されている。ここまでくると「家の電気代が…」などとは言ってられない状況だが、容量があるに越したことがないのもまた事実。販売しているのはUSER'S SIDE本店で、価格は7万8540円だ。
なお余談だが、今年開催された“WPC EXPO 2005”のCoolergiantブースでもENERMAXブランドの1000W電源「Galaxy」が展示されていた。
本体に貼られたスペックシール。通常出力1000W、ピーク時出力1100Wとなる | こちらは“WPC EXPO 2005”のCoolergiantブースで展示されていた1000W電源「Galaxy」。アルミ製筐体にEPS12V ver2.8仕様で、上面140mmファンと内部80mmファンのDual構成となる |