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メディアフュージョン、XMLデータベース“Yggdrasill”をオープンソースとして公開

2005年12月06日 23時48分更新

文● 編集部

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(株)メディアフュージョンは6日、同社が開発したXMLデータベース(XMLDB)“Yggdrasill(イグドラシル)”のソースコードをGPL(GNU General Public License)に基づいて無償で公開すると発表した。

これは、XMLDBが、データ構造にとらわれない柔軟性/拡張性を持ち、データベース化が難しかった文書/知識の格納に適しているうえ、1つのデータを複数の用途に利用できる(ワンソースマルチユース)などのメリットを、より多くのユーザーに知ってほしいことから無償公開するもの。ソースコードは同社のウェブサイトで申し込むことによりダウンロードできる。

公開するソースコードは、GPLと商用ライセンスのデュアルライセンスとなっており、自社システムへの組み込みなど、GPLに適用できない利用方法の場合は商用ライセンスの購入が必要となる。また、サポートが必要なユーザー向けには、TB(テラバイト)クラスのデータを扱えるように機能を強化した“EsTerra”(商用ライセンス)も用意するとしている。

“Yggdrasill”の動作環境は、サーバーがWindows/Linux、クライアントはWindows/Linux、Java(JDK 1.3以上でライブラリーとしてcrimson、xalanが必要)。

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