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SCN、“Portable TV”でダウンロードレンタル方式による有料コンテンツ配信サービスを開始

2005年11月29日 22時54分更新

文● 編集部

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ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は29日、インターネット総合サービス“So-net”において提供中の“Mobile VOD”サービス“Portable TV(ポータブルティーヴィー:P-TV)”において、ダウンロードレンタル方式を採用した動画コンテンツの有料配信サービスを同日付けで開始すると発表した。料金は1コンテンツ105円からで、クレジットカードのほか、12月にはプリペイド式電子マネー“WebMoney”を利用した支払いにも対応する予定。利用するにはSo-netブロードバンド会員、またはSo-netこんてんつコース(入会金/月会費無料)の登録が必要。

“Portable TV”ブラウザーのイメージ
PSP向けの“Portable TV”ブラウザーのイメージ

“ダウンロードレンタル方式”は、気に入った動画コンテンツをパソコンまたは無線LAN経由でダウンロードし、再生期限内(平均的な期間は1~2週間)は何回でも再生できる方式で、記録メディアにはメモリースティック PRO デュオ(1GB以上を推奨)を利用する。対応コーデックは、ビデオがH.264/MPEG-4 AVCで、オーディオがAAC。提供コンテンツは映画作品/音楽(ミュージッククリップほか)/ドラマ/アニメ/エンタテインメント(お笑いやアイドルほか)/情報系(クッキングやペットほか)/スポーツ/広告作品など。

再生イメージ
“劇場版 機動戦士ガンダムI~III/特別版”をダウンロードして再生したイメージ / (C)創通エージェンシー・サンライズ

再生機器として携帯型ゲーム機『プレイステーションポータブル』(PSP)を利用する場合、著作権保護機能に対応した『システムソフトウェアバージョン2.60』以上にアップデートすれば、公衆無線LANサービスや自宅の無線LAN環境から、PSPのシステムソフトウェアに搭載されている『インターネットブラウザ』を利用して、コンテンツをメモリースティック PRO デュオに直接ダウンロードできるという。対応機種はUSBポートを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP SP2以上で、対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0(SP1以上)。ブロードバンド接続環境も必要。

有料サービスの開始に合わせて、提供コンテンツも拡充され、開始時には約400タイトルをラインアップし、(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給の映画『ザスーラ』(12月10日劇場公開予定)の予告編(限定無料配信)や、“マドンナ”の最新シングル『バング・アップ』を含む過去の名曲/ヒット曲なども配信される。同社では来春には1000タイトルまで拡大する予定としている。

なお、コンテンツ提供事業者(50音順)は、(株)浅井企画、(株)アトス・インターナショナル、(株)アニプレックス、(株)オフィス北野、(株)OLC・ライツ・エンタテインメント、(株)ゲッティ、(株)ゴルフダイジェスト社、(株)サイバーブレッド、(株)サンミュージック企画、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(株)、(株)ショウタイム、松竹芸能(株)、(株)人力舎、(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、ソニーPCL(株)、ソフトバンク クリエイティブ(株)、(株)タイトー、(株)トゥインクルコ-ポレーション、(有)なべや、(株)ネオ・インデックス、(株)バウハウス、(株)バンダイチャンネル、(株)BBB、(株)ファンダンゴ、(株)フォーサイド・ドット・コム、(株)フロンティアワークス、吉本興業(株)、(株)レッドライスメディウム、(株)ワタナベエンターテインメント、(株)ワーナーミュージック・ジャパン。

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