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出光とソニー、有機ELディスプレー用材料を共同開発――関連特許も相互利用

2005年11月29日 18時42分更新

文● 編集部

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出光興産(株)とソニー(株)は29日、有機EL(Elector Luminescence)ディスプレー用材料の共同開発で基本合意したと発表した。有機EL関連材料特許やデバイス特許の相互利用でも合意しており、2006年1月ごろ本契約を締結する予定。

共同開発では、両社が保有する有機EL関連技術を融合させることで、発行効率の向上による低消費電力化や、高精度HD映像時代に対応できる輝度/発色性/高速応答性/長寿命化などを実現する新たな有機ELディスプレー用高性能材料を開発する。関連特許の相互利用では、出光が保有するデバイス技術をソニーが、ソニーが保有する材料技術を出光が利用できるようにすることで、共同開発を促進し、両社の材料ビジネスやデバイスビジネスをスムーズに進められるようにするとしている。

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