東日本電信電話(株)は25日、伝送速度が最大で下り約1Mbps、上り約512kbpsのADSL接続サービス“フレッツ・ADSL エントリー”の提供を12月1日に開始すると発表した。
“フレッツ・ADSL エントリー”は、インターネット接続サービスを利用していない、あるいはダイヤルアップで接続しているユーザーをターゲットに、低価格化を図ったのが特徴。同時接続セッション数は2セッション。月額利用料は、電話共用型が1680円、モデル等機器利用料が514.5円、ADSL専用型が3097.5円、モデム等機器利用料が462円。契約料は840円。工事費は、ユーザーがADSLモデムなどを取り付ける場合、電話共用型が3202.5円、ADSL専用型が2310円、NTT東日本が工事を行なう場合、電話共用型が1万8532.5円、ADSL専用型が1万5750円。ADSL屋内配線をレンタルで利用する場合はADSL屋内配線利用料として月額63円が必要。そのほか、インターネットプロバイダー(ISP)の契約が必要。
提供エリアは東日本エリアの1都1道15県で、同社のウェブサイト"で確認できる。
同社ではサービス開始に合わせて、“FLET'S 秋冬のお得キャンペーン モデム6ヵ月無料”キャンペーンを実施する。これは、12月1日から31日までの期間中に“フレッツ・ADSL エントリー”(電話共用/ADSL専用型)を新規に申し込むと、ADSLモデム等機器利用料(ADSLモデム＆スプリッター)とADSL屋内配線利用料を、利用開始日から6ヵ月間無料とするもの。
併せて“フレッツ・ADSL エントリー”の提供に伴い、“フレッツ・ADSL1.5Mタイプ”(電話共用型)の月額利用料を2006年1月1日付けで改定することも発表した。現行の利用開始日から1年間が1890円、2年目以降が2730円を、月額2730円とし、これまで利用開始日から1年間は対象外だった“マイラインプラス”とのセット割引を1年目から適用できるようにする。
