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WX310K

WX310K

2005年11月24日 00時00分更新

文● 編集部 小林 久

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重宝するBluetooth

 Operaと並ぶWX310Kの特徴がBluetoothだ。対応するBluetoothのバージョンは1.2で、パソコンやPDAでダイアルアップ接続する際に使用する“Bluetoothダイヤルアッププロファイル”(DUP)のほか、ヘッドセットなどのハンズフリー機器との接続が可能な“Bluetoothハンズフリープロファイル”(HFP)と“Bluetoothヘッドセットプロファイル”(HSP)に対応する。今回、同じくBluetooth 1.2に対応したPDAのクリエ(PEG-TG50)やPowerBook G4 12インチなどと接続してみたが、問題なくできた。

Bluetoothでパソコンとつなげる
Bluetooth搭載でパソコンとの接続が可能になった対応するプロファイルは3種類

 Bluetoothのプロファイルに関しては、この3つがあれば基本的な部分はこなせるが、ファイル転送やリモートカメラなどの機能にも対応していとさらに便利だったかもしれない。miniSDカードに保存したデータ(デジタルカメラで保存した画像など)をパソコンにコピーしたり、逆に別途ライセンスを購入することで利用できる「ミュージックプレイヤー」用の音楽データをSDメモリーカードに転送する際には、パソコンとUSBケーブルを使って有線接続する必要があるからだ。

Bluetoothの設定画面。機器の登録や検索の手順もシンプルだ
機器の登録が済んだら、WX310KをBluetooth接続の待機待ちの状態にしてノートパソコンやPDAからWX310Kに接続する。その際にはパスキーと呼ばれる数字の設定が必要になる

 WX310KはUSBマスストレージクラスに対応しているため、miniSDカードリーダーとして使えるほか、ドライバーソフトをインストールすることで、有線接続のモデムとして利用することもできる。なお、データ定額のサービスでパソコンと接続した場合の上限値は月額9200円と2500円高くなるので注意が必要だ。

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