以前紹介したThermaltake製のビデオカード用一体型水冷キット「Tide Water」がついに発売された。この製品は一足早くPowerColorから発売された“RADEON X800 GT”搭載の水冷ビデオカード「X800GT EVO Tide Water」の水冷ユニットとして採用されていたもの。
Thermaltake製のビデオカード用一体型水冷キット「Tide Water」 | PCIスロットを2スロットを占有する。ラジエータは銅製 |
パッケージによると、対応するビデオカードはnVIDIA製とATI製とあるが具体的な製品名は書かれていない。ユニットには銅製ラジエータ/ポンプ/タンクが内蔵されている。上面にファンスピードを切り替えるスイッチが用意されており、LOW/HIGHの2段階にファンスピードを調整可能だ。HIGHモードのファン回転数は3000rpm、騒音値は19dB、LOWモードのファン回転数は1700rpm、騒音値は17dBとなる。本体のサイズは45(W)×38(D)×25(H)mmで、取り付けにはPCIスロットを2スロット占有する。価格はCUSTOMと高速電脳で1万2800円。
なお、本製品を使うとメモリ用のシンクも外すことになるため、そのため用なのかBGAパッケージのメモリ用ヒートシンク「CL-C0026」 も発売された。こちらは高速電脳で780円。
“RADEON X800 GT”に冷却ヘッドを取り付けた様子 | 同時に発売されたアルミ製VGAメモリ用ヒートシンク「CL-C0026」 |