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日立システムアンドサービス、さまざまな情報機器から遠隔地のパソコンを操作するためのソリューションの提供を開始

2005年11月18日 22時33分更新

文● 編集部

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(株)日立システムアンドサービスは18日、いつ、どこからでも各種の情報機器を利用して遠隔地にあるパソコンを操作できるようにするソリューション“情報機器向け リモートデスクトップ ソリューション”の販売を開始すると発表した。価格は問い合わせとなる。

利用イメージ
利用イメージ

“情報機器向け リモートデスクトップ ソリューション”は、カーナビ、ファクス、デジタル放送対応テレビ、ゲーム機などのさまざまな情報機器にパソコンへのリモートアクセス機能を追加するためのソリューション。提供する機能は、低速回線でも利用可能な圧縮通信、SSH(Secure Shell)による暗号化通信、小型ディスプレー搭載機器向けの画面の拡大/縮小などで、リモート操作可能なパソコンのOSはWindows/UNIX/Linux/Mac OS Xなど。対応環境は、VxWorks、TOPPERS+TINET、Palm OS 5(PNOlet)ほか。

遠隔操作のためのアプリケーションは、同社が携帯電話/PDA/組み込み機器用に開発した“μVNC”をベースにしており、提供するソリューションは、情報機器にインストールするプログラム(リモートデスクトップクライアントμVNC)の開発用ライセンス、情報機器にインストールするプログラムの配布用ライセンス、情報機器に対応させるために移植が必要な部分のサンプルソース(リモートデスクトップクライアントμVNC Util)などのソフトと、μVNCとμVNC Utilの移植作業に関する技術サポートサービス、μVNC Utilの移植作業(ソリューション)など。

構成図
アプリケーション構成図

同社では、家電メーカー、カーナビメーカー、チップ開発メーカー、各種ハードウェア開発メーカーなどに対して提供するとしている。

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