ASUSTeKからVIAのPentium 4向け新型チップセット“P4M800 Pro”を搭載する初のLGA775対応マザーボード「P5VDC-MX」が登場した。また同時に“P4M800”搭載の「P5V800-MX」も発売されており、どちらもSouth bridgeには“VT8251”を採用している。
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VIAのPentium 4向け新型チップセット“P4M800 Pro”を搭載する初のLGA775対応マザーボード「P5VDC-MX」 |
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South bridgeには“VT8251”を採用している |
“P4M800 Pro”は同社のPentium 4向けチップセットである“P4M800”の後継モデル。新たにデュアルコアを採用したCPUに対応するほか、DDR2-533/400をサポートするのが特徴だ。統合VGA機能は“S3 UniChrome Pro”。別にAGP x8もサポートしている。
登場した「P5VDC-MX」は、その“P4M800 Pro”の特徴を活かした作りのMicro ATXマザーボード。計4本用意されるメモリスロットはDDR DIMM×2(DDR400 2GBまで)、DDR2 DIMM×2(DDR2-533/400 2GBまで)というコンボ仕様で、拡張スロットはAGP×1、PCI Express x1×1、PCI×2となる変則構成だ。主なオンボードインターフェイスはVGAや6chサウンド(Realtek/ALC653)、100/10Base-Tイーサネット(Realtek/RTL8201CL)、Serial ATA II(VT8251/RAID 0/1/0+1/5)×4などを搭載する。価格はフェイスで9270円、TWOTOP秋葉原本店で9280円となっている。
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拡張スロットはAGP×1、PCI Express x1×1、PCI×2とやや変則的な構成 | | オンボードインターフェイスは一通り揃う。最新CPUも搭載可能な安価なオールインマザーとして使えそうだ |
一方の「P5V800-MX」は、言ってみれば前述の「P5VDC-MX」の下位モデルにあたる製品。拡張スロットはDDR2 DIMMが無くなりAGP×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DDR DIMM×2という構成になる。オンボードインターフェイスはVGAや6chサウンド、100/10Base-Tイーサネット、Serial ATA II(VT8251/RAID 0/1/0+1/5)×4。価格はフェイスで7770円、TWOTOP秋葉原本店で7780円だ。
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「P5V800-MX」は、言ってみれば前述の「P5VDC-MX」の下位モデルにあたる製品。デュアルコアやDDR2へは対応しない | | オンボードインターフェイスは同じ |
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