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ザワードから10cmファンを搭載した純白の静音電源“白狼”(バイラン)シリーズが登場予定!

2005年11月16日 23時45分更新

文● 北村

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 ザワードから10cmファンを搭載した静音電源“白狼”(バイラン)シリーズが登場する予定だ。ATX12V Ver.2.2に対応しており、530Wの「RPS-530W」と、430Wの「RPS-430W」の2種類をラインナップ。シリーズ名のとおり、本体とケーブルのカラーが白で統一されているのが特徴だ。

「RPS-530W」 サービスコンセントとSplit/Combinedスイッチ
10cmファンを搭載した静音電源“白狼”(バイラン)シリーズ。写真は着脱式ケーブルを採用した「RPS-530W」最近流行のSplit/Combinedスイッチを搭載するほか、最近の電源では珍しくサービスコンセントを装備

 同社によると「世界で初めて10cmファンを搭載した」という。10cmファンを採用した理由は、「9cmファンの静音性と、12cmファンの廃熱性を生かすことが出来るため」とのこと。また、最近の電源では珍しくサービスコンセントを搭載している。トランスを介さない設計のため、通常のサービスコンセントとは異なり電源に余計なストレスを与えないという。合計500Wまで接続が可能で、OAタップも使用可能。シャットダウンと同時にサービスコンセントも電源OFFになるので接続機器の消し忘れ防止に役立つだろう。
 容量530Wの「RSP-530W」は、Split/Combinedスイッチを搭載しており、+12Vパワーを環境に合わせて使い分けることができる。Combined+12Vの出力は最大396W。ケーブルも最近多くなってきた着脱式を採用している。コネクタ数は、ATXメイン(20/24ピン)×1、ATX12V×1(4+4ピン)、PCI-Express(6ピン)×2、FDD用×2、HDD用×8、Serial ATA用×4。

10cmファン パッケージ
同社によると10cmファンを搭載した電源は世界初という白い狼が遠吠えしているパッケージ。2種類の電源のデザインは左右対称になっており、横に並べると狼同士が向かい合う
白いケーブル類 PCI-Express用ケーブル
“白狼”(バイラン)という名の通り、ケーブル類も白で統一されているPCI-Express用ケーブルは、シールド加工が施されているため白くない。ケーブルにはノイズ対策用にフェライトコアも搭載している

 一方の「RSP-430」は、着脱式電源ケーブルとCOMBINE/SPLIT切り替え機能を省いたモデル。容量は430Wで、HDD用コネクタは計6つと「RSP-530W」より2つ少ない。それ以外の性能は前述の「RSP-530W」と同じ。どちらも今週末発売予定で、価格は「RSP-530W」がCUSTOMで予価1万3800円、高速電脳で予価1万4980円、ドスパラ秋葉原本店で予価1万5000円。「RSP-430W」がCUSTOMで予価8980円、高速電脳とドスパラ秋葉原本店で予価9800円。

「RSP-430」ケーブル 「RSP-430」
「RSP-430」は、着脱式の電源ケーブルを採用していないSplit/Combinedスイッチも搭載していないが、サービスコンセントは標準装備
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