グーグル(株)は14日、ウェブ解析サービス“Google Analytics(アナリティクス)”の提供を開始したと発表した。企業向けに無償で提供する。
“Google Analytics”は、従来“Urchin(アーチン)”と呼ばれていたウェブの解析サービスを、販売/マーケティングを行なっているウェブサイトに対して無償で提供するもので、ニーズに合った広告やウェブサイトの構築をサポートするサービス。ウェブログ解析ソフトには同社が3月に買収した米Urchin Software社の『Urchin 5』を利用する。
“Google Analytics”では、経営者/マーケティング担当者/ウェブ管理者などの利用を想定しており、キーワードのURLのタグ付けの自動化や、投資収益率(ROI)を見るためのコストデータの抽出なども可能で、“Googleアドワーズ広告”を含むオンライン広告ネットワークとも統合されており、アドワーズ広告アカウントから“Google Analytics”にアクセスすることもできるという。
対応言語は、日本語、英語(米/英)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、韓国語、中国語(広東/北京)、ポルトガル語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、ロシア語など。