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ドワンゴ、新会社“ニワンゴ”設立を発表――取締役に“ひろゆき”氏

2005年11月14日 22時05分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)ドワンゴは14日、携帯電話のメール等を利用したコンテンツ企画制作会社“株式会社ニワンゴ”(niwango, inc)を設立したと発表した。資本金は9000万円で、出資比率はドワンゴが75.1%、(有)未来検索ブラジルが19.9%、(株)CELLが5%。代表取締役にはドワンゴ事業開発部第二セクション担当部長の杉本誠司氏が就任し、取締役の1人として“2ちゃんねる”管理人であり未来検索ブラジルの取締役である西村博之氏を迎える。

ニワンゴの企業ロゴ。封筒(メール)をモチーフにしている
ニワンゴの企業ロゴ。封筒(メール)をモチーフにしている

ドワンゴグループは、一般サイト(いわゆる“勝手サイト”)系ビジネスの拡大を予定している。ニワンゴは一般サイトによるビジネス展開に着目した専門の事業者という位置づけで、ドワンゴとニワンゴは共同事業の形で、コンテンツを無料でユーザーに提供し広告収入で運営するビジネスモデルの基盤を構築する。一方CELLは、これまでドワンゴの各種コンテンツの企画制作など行なっているが、新会社では西村氏とともにサービス企画を担当する。

なお、新会社の社名の由来は「サービスの一部イメージから取っている」(ドワンゴ広報部)が、サービス内容を含め、詳細は“mobidec 2005”で発表するという。mobidec 2005は、業界団体の“モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)”と(株)翔泳社が主催する移動通信機を利用したビジネスの担当者に向けたカンファレンスで、29~30日の2日間、秋葉原コンベンションホールで開催される。29日には、“ニワンゴのメールポータルサービスの事業展開について”というタイトルで、杉本氏と西村氏が講演を行なう予定だ。



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