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ソフトイーサ、『SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 2』を公開――商用版の価格も発表

2005年11月07日 16時38分更新

文● 編集部

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ソフトイーサ(株)は7日、VPN構築ソフト『SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 2 ビルド5000』(RC2)を同日付けで公開したと発表した。『SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 2』は、9月30日に公開されたRC1に続くもので、同社では“SoftEther VPN 2.0”の完成版の最終候補と位置付けており、今後約1ヵ月で完成版をリリースする予定としている。

画面イメージ1 画面イメージ2
『vpncmd』の画面表示“性能基準比”と“コントローラ機能のみ”の設定に対応

『SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 2』では、サーバーソフト『SoftEther VPN Server 2.0』をコマンドラインから管理するためのユーティリティーソフト『vpncmd』が搭載されたほか、仮想LANカードの機能を持つ“VPN Client”の対応OSとしてLinuxが追加されたのが特徴。『vpncmd』では、“VPN Server”とブリッジソフト“VPN Bridge”を管理するためのコマンド約160個、VPN Clientを管理するためのコマンド約60個を利用できるようになった。対応OSは、Windows、Linux、FreeBSD、Solaris、Mac OS X。Linux版のSoftEther VPN Client 2.0はLinus上でバックグラウンドサービスとして動作し、『vpncmd』を利用して管理できる。

そのほか、“VPN Server”のクラスタリング機能で“性能基準比”を設定できるようになり、システム管理者が各クラスターコントローラーとクラスターメンバーのおおよその性能を固定値として設定することでロードバランシング処理が可能となった。VPNクライアントからの接続負荷が高いクラスターで利用する場合の設定パラメーターとして、クラスターコントローラーに“コントローラ機能のみ”が設定できるようになっている。また、VPNや回線の速度測定を正確に行なうための“通信スループット測定”機能も追加された。通信スループット測定機能の対応OSは、Windows、Linux、FreeBSD、Solaris、Mac OS Xで、GUIとCUIのどちらでも利用できる。

同社は併せて、子会社であるソフトイーサVPN(株)が、次世代VPNシステム(仮称:VPN 2.0)の商用利用に関して、営業体制の指標と販売価格を発表した。商用利用は、『VPN Server 2.0』を経由して業務のための通信が行なわれる場合で、業務は営利/非営利ともに対象となる。

ライセンス価格は、『VPN Server 2.0 Standard Editon』が5万円、クラスタリング機能を搭載した『VPN Server 2.0 Enterprise Edition』が9万円、Standard Editionからアップグレードするための『VPN Server 2.0 Enterprise Edition アップグレード版』が4万円。接続ライセンス価格は、購入したVPN Server 2.0 Standard Editon/Enterprise Editionに同時接続できるクライアントの本数で、1本で8000円、5本で3万6000円、10本で6万4000円、50本で28万円、100本で48万円、500本で200万円、1000本で320万円、無制限では問い合わせとなる。ブリッジ接続料金は1本あたり10万円。

3クライアント接続ライセンスをセットにした『VPN Server 2.0 SOHO Editon』もラインアップし、価格は1万9000円。ただしクライアント接続ライセンスの追加は行なえない。

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